日本では北海道や日本海沿岸部に多く風力発電機が設置されている。洋上風力発電も含めると、日本は国内の全発電量の6倍もの発電量が確保できるという試算もあり、将来的な期待が高まっている。
2012年9月には、日立造船(7004)、東芝(6502)、JFEスチール(5411)などが共同で洋上風力発電事業に参入を発表している。
安川電機(6506)は大型風力発電機を開発・販売を進めており、国内でも数少ない風力発電機メーカーとして名乗りをあげている。
海上土木に強い青木あすなろ建設(1865)は、風力発電施行技術分野での研究を進めている。
屋内配線工事などを手掛ける北弘電社(1734)は、太陽光や風力発電など環境関連のバッテリー再生事業に取り組んでいることに注目したい。
多くの企業が風力発電事業に参入しているが、太陽光や風力発電など環境関連のバッテリー再生事業に注力している弘電社(1948)も今後の展開が期待できる。
電力の安定供給を進めるために欠かせない蓄電池関連では日本ガイシ(5333)がNAS電池を開発・販売し、発電所への設置も手掛けている。
日本風力発電(2766)も各発電所に蓄電池の設置を行なっている。