現在は各社でさまざまな電子書籍端末を開発・販売している。通信会社が販売するキャリア端末と、メーカーが製造販売する専用端末に分かれているのが特徴。
ソニーは電子ペーパーを採用したタッチパネル端末「Sony Tablet」を販売。ブックリスタと連携して「Reader Store」でのコンテンツ配信も行っている。
液晶に定評のあるシャープは、microSDHCカード対応端末を販売。電子書籍ストアの「TSUTAYA GALAPAGOS」に対応してさまざまなコンテンツをダウンロードできる。
通信大手のNTTドコモでは、Android OS採用の電子書籍端末「ブックリーダー」を販売している。コンテンツのダウンロードにはデータ端末用の料金プランを契約することになる。
同じく通信キャリア提供のKDDIは、電子ペーパータイプを採用。ソーラーパネルを内蔵しているので太陽光で充電できるユニークなタイプとなっている。
東芝は液晶テレビとの連携可能なREGZAシリーズを開発販売しており、16GBメモリーを内蔵するほかバッテリーが最大約7時間が可能。
富士通の関連会社である富士通フロンテックが提供する電子端末は、カラー電子ペーパーを採用。富士通が運営する「BooksV」からコンテンツをダウンロードできる。
<関連銘柄>
『 ソニー 』:6758
『 シャープ 』:6753
『 NTTドコモ 』:9437
『 KDDI 』:9433
『 東芝 』:6502
『 富士通 』:6702