電子書籍の市場は、日本ではまだ本格的に電子ブックリーダーも普及を果たせずにおり、携帯電話やスマートフォン向けのコンテンツが先行する形となっている。
しかし、インターネットメディア総合研究所の電子書籍市場の調査報告によると、2012年以降は電子書籍市場の新たなプラットフォームなどの環境整備やコンテンツ作成の進行により、急速に拡大していくという調査結果を発表している。
取次会社や販売ストアへの新規参入や電子書籍端末の開発が進み、電子書籍市場規模はこの先ますます拡大していくことが予想される。
コンテンツの充実にはまだ時間がかかりそううだが、書籍だけでなく漫画や雑誌の配信も増加が見込めると予想している。
電子書籍端末も充実してきており、通信会社や電機メーカーなどがさまざまなタイプを開発・販売しており、米アマゾンが電子書籍端末キンドル・ペーパーホワイトを日本市場に投入するなど、電子書籍市場は活発化しそうだ。
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