化粧品①海外展開

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国内の化粧品市場が成熟しており飽和状態なため、海外に活路を求める企業も増えている。代表的な企業には資生堂(4911)、花王(4452)、コーセー(4922)などが挙げられ、主に新興国への進出が多い。

 

日本製品は品質が良いという日本のブランド力は化粧品においても健在で、さらに日本人向けの化粧品はアジア系人種の肌に合うという言われも、アジア市場での日本の化粧品人気に一役買っていると思われる。

 

各社の進出先はヨーロッパ・北米・オーストラリアなどのほか、韓国、中国、シンガポール、タイ・インドネシア、ベトナムなどの東南アジア、アラブ首長国連邦など中東地域、メキシコやブラジルなどの中南米地域にまで多岐にわたる。しかしながら、特に新興国である中国や東南アジア地域への進出が目立っている。

 

国内における化粧品業界首位の資生堂(4911)では、1981年に中国に進出している。その後世界各地へ販路を拡大し、現在では80カ国以上に進出、海外事業の売上比率は全体の40%を超えている。

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