陸上自衛隊が使用する車両といえば、ジープや装甲車、自衛隊の大型トラックなどがある。戦車などの特殊車両に近い形の装甲車もあり、装甲兵員輸送車や弾薬輸送車などの役割がある。
これらの製造を担っている主な企業は、全体試作車は三菱重工業(7011)とコマツ(6301)、変速機は日立製作所(6501)などである。特にディーゼル・エンジンについては、三菱重工業により1960年代から研究開発がされている。
現在自衛隊で使用されている73式装甲車や78式戦車回収車など大型のものは主に三菱重工業製である。河川や地隙などで戦車を通す際に使用される戦車橋などもある。
コマツは軽装甲機動車や総輪装甲車、指揮通信車、偵察警戒車など、中型特殊車両を製造している。73式大型トラックはいすゞ自動車(7202)が製造している。
トヨタ自動車(7203)も、軽装甲機動車やジープ、一般用だが自衛隊にも使用されているメガクルーザーなどを製造している。偵察用オートバイは古くからホンダ(7267)が担当している。