スマートハウスとは、家庭内エネルギー管理システム(HEMS)によって電力供給を適切に管理できる次世代省エネ住宅のこと。大手ハウスメーカーを中心に開発が進められている。
調査会社の富士経済によると、2012年には1万1500戸が供給されるなど関連市場は約1兆8400億に拡大しており、2020年には市場規模が約3兆6362億円まで拡大するのではないかと予想している。
積水ハウス(1928)は、太陽光発電に使用する太陽電池、燃料電池、蓄電池に連動するスマートハウスを、世界に先駆けて提供している。大和ハウス工業(1925)は、家庭用リチウムイオン蓄電池を搭載したスマートハウスを発売している。
積水化学工業(4204)では、大容量太陽光発電システムと蓄電池、HEMSを3点セットで装備した「進・スマートハイム」の提供を開始している。同製品は電力の利用状況をネットでデータセンターに蓄積し、効率的な電気の使用法を支援するコンサルティングサービスも提供している。