アフリカの経済成長を順調に進めるためには、インフラ整備が欠かせない。人口も急増しており、人々の生活圏においては安全な飲料水の確保が最重要課題であり上下水道の整備が急がれている。
日本はアフリカ協力において、民間主導でインフラ整備を支援していくとしている。これに対しアフリカ連合の議長国を務めているエチオピアのハイレマリアム首相も、アフリカのインフラ整備に日本の民間企業が深く関わっていくことを望んでいると述べている。
水処理関連銘柄としては、海水の淡水化をするための水処理膜をてがける東レ、浄水や下水処理などの水処理エンジニアリング技術を持つクボタや東洋エンジニアリングなどがあげられる。
上下水道のインフラ構築では、栗本鉄工所、日本上下水道設計などが関連銘柄としてあげられる。また、上下水道用の鉄管や鉄蓋などをてがける日本鋳鉄管や、水道や農・工業用水などに使用されるヒューム管や水道管に関わる製品を製造する日本ヒュームも関連銘柄として浮上しそうだ。
<関連銘柄>
『東レ』:3402
『クボタ』:6326
『東洋エンジニアリング』:6330
『栗本鉄工所』:5602
『日本鋳鉄管』:5612
『日本上下水道設計』:2325
『日本ヒューム』:5262