世界的に「ロボット」関連企業が注目されている。
その中でも日本は長年に渡ってロボット業界を引っ張ってきた先駆者でもある。
主に自動車製造ラインや機械製造ラインに使われる「産業ロボット」や、ヒト型ロボットといった「インフラ型ロボット」といった分野で日本はトップシェアを誇る。
産業ロボット関連でいくと、産業ロボットの製造販売を行い、売上高営業利益率が50%を超えるという高収益企業である「キーエンス(6861)」と、世界の工場に「黄色いロボット」としてトップシェアを誇る「ファナック(6954)」は外せない。
また、ロボットの関節部には欠かすことのできない「減速機」において世界シェア7割の「ハーモニック・ドライブ・システムズ(6324)」についても日本を代表するロボット関連銘柄である。
近年では「AI」を活用した産業ロボットが開発されており、データ処理システムや認証システムといった「ソフト面」でサポートする「NEC(6701)」や、サーバーセキュリティー分野で世界トップシェアの「トレンドマイクロ(4704)」にも注目したい。
外国株では、自社開発のロボットを活用し倉庫内の効率化を図っている「アマゾン(AMZN・US)」や、最新鋭のIT技術やビックデータを活用しロボット開発に取り組む「アルファベット(GOOG・US)」の2社が重要銘柄である。