スマートフォンやタブレット端末に欠かせないタッチパネルを手掛ける企業は、国内に複数ある。タッチパネルは駅の券売機や銀行のATM、カーナビゲーション、携帯ゲーム機など、さまざまな機器に使用されているため、すそ野が広い分野なのだ。
世界のタッチパネル市場は、iPhoneに関しては台湾や中国での製造が多いものの、技術的な面では国内メーカーが新方式の技術を投入するなど、競争は激しくなっている。
タッチパネルを製造する国内企業は、日本航空電子工業、ホシデン、SMK、日本写真印刷、富士通コンポーネント、キーエンス、東京特殊電線、その他多くの企業が参入している。
SMKは、直接タッチしなくても画面から10cm離れても動きを感知できるタッチパネルを開発している。 日本写真印刷は仏Stantumと共同でタッチソリューションを展開している。
また、タッチパネル用フィルムの分野ではグンゼ、日東電工、帝人も参入していることに注目したい。
<関連銘柄>
『日本航空電子工業』:6807
『ホシデン』:6804
『SMK』:6798
『日本写真印刷』:7915
『富士通コンポーネント』:6719
『キーエンス』:6861
『東京特殊電線』:5807
『グンゼ』:3002
『日東電工』:6988
『帝 人』:3401