JAXA(宇宙航空研究開発機構)が宇宙研究開発において提案した長期ビジョンにより、さまざまな分野で宇宙関連ビジネスが展開されている。
中でも、私たちの生活に必要な情報を提供している人工衛星の製造や運用や、ロケット関連の開発や打ち上げに関わるサービス事業などは花型産業として注目を集めているが、それ以外にも多くの企業の力を結集して成り立っている総合産業なのだ。
地上設備製造や各種部品の製造、素材製造、部材の加工や輸入、ソフトウェア開発など、多様な企業が宇宙ビジネスに関わっている。
2012年9月には、国際宇宙ステーションに物資輸送をする補給機「こうのとり(HTV3)」が無事に物資輸送を完遂しており、日本の高い技術力が各国に評価されている。
多くの企業が宇宙開発事業に参入して技術力を高めていることを受けて、今後さらに宇宙ビジネスの分野が拡大していくのではないかという期待が市場でも広がっていることは確かなのだ。
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