自動車用鉛蓄電池の開発に注力する古河電池は、小惑星探査機「はやぶさ」に搭載された宇宙用リチウム電池を開発しており、宇宙関連企業として注目されている。
同じく、自動車用鉛蓄電池で世界3位のジーエス・ユアサ・コーポレーション関連企業のジーエス・ユアサ・テクノロジーは、衛星などに搭載するリチウムイオン電池の開発・生産を担当し、三菱電機がこれを販売して世界シェア35%を誇っている。
タムラ製作所は、無人宇宙輸送機「HTV」に搭載しているトランス・コイルを開発・製造しており、電力系トランス・コイル分野ではJAXAの認定取得メーカーとなっている。
住友精密工業は、宇宙用の熱制御システムの開発を行うなど、宇宙機器事業にも注力している。
国際宇宙ステーションの地上解析システムや衛星に搭載するシステムを研究・開発しているセックも、宇宙関連企業として成長している企業のひとつである。
住友重機械工業は、衛星に搭載する冷凍機などの宇宙極低温システムの研究・開発を行なっている。
<関連企業>
『 古河電池 』:6937
『 ジーエス・ユアサ・コーポレーション 』:6674
『 三菱電機 』:6503
『 タムラ製作所 』:6768
『 住友精密工業 』:6355
『 セック 』:3741
『 住友重機械工業 』:6302