世界各地で採取されているオイルシェールなのだが、国内でも秋田県でシェールオイルの採取に成功したことで、にわかに活気づいている。
2012年10月に発表された内容は、石油資源開発(1662)が秋田県由利本荘市の「鮎川油ガス田」でのシェールオイル採取に成功したというもの。資源量などを分析して生産可能性を探っている。
同社は新潟県小千谷市においても天然ガスの産出テストに成功しており、将来的な生産開始に向けて準備を進めている。
丸紅(8002)は、アメリカの企業の保有するシェールオイル・ガス田の権益を35%取得に合意し、権益売買契約を結んでいる。
住友商事(8053)は、米テキサス州のシェールオイルの開発事業に参加を発表、30%の開発権益を取得している。
三井物産(8031)も、米テキサス州のイーグルフォード・シェール・エリアでのシェールオイル/ガス開発を規模を拡大させている。
日揮(1963)の子会社である米国法人JEEFは、シェールオイル開発に伴なう資金調達のための国際協力銀行からの協調融資を受けると発表している。