銀行や保険などの金融業も、不動産や有価証券などの資産価格に影響されるため、消費増税が閣議決定される前後に株価の変動が見られている。
また、金利水準が最低を維持することから、住宅取得やリフォームなどに利用されるローン金利も史上最低となっているため、銀行や保険業などの株価が上昇を見せている。
保険業の場合は、生命保険などは非課税なのであまり関係ないように思われますが、契約を結ぶ際の保険手数料には課税されるため、多少の影響が出ることになる。
消費税導入後は金利の変動が予想されることも考えられるため、ローンの借り換えや新規顧客などの駆け込みの需要が増加することは容易に予想される分野ではある。
大手都市銀行として、三井住友フィナンシャルグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループ、みずほフィナンシャルグループ、新生銀行、保険業などは第一生命保険、東京海上ホールディングス、ソニーフィナンシャルホールディングスなどがある。
＜関連銘柄＞
『 三井住友フィナンシャルグループ 』：８３１６
『 三菱UFJフィナンシャル・グループ 』：８３０６
『 みずほフィナンシャルグループ 』：８４１１
『 新生銀行 』：８３０３
『 第一生命保険 』：８７５０
『 東京海上ホールディングス 』：８７６６
『 ソニーフィナンシャルホールディングス 』：８７２９
