太陽光発電システムの企業にはシャープ（6753）、京セラ（6971）がある。
シャープ（6753）の太陽光発電システムは約50年の歴史を持ち、大和ハウス工業（1925）、積水ハウス（1928）、住友林業（1911）、積水化学工業（4204）等の住宅メーカーで採用されている。京セラ（6971）は太陽電池モジュール、通信機器、複写機など多角化経営を標榜しているが、鹿児島でのメガソーラー発電事業に着手し、住宅メーカーではミサワホーム（1722）、積水化学工業（4204）、旭化成ホームズ等に採用されている。
家庭用燃料電池（エネファーム）は水素と酸素の化学反応を利用して電気をつくり、発生する熱を利用してお湯を沸かし、貯める仕組みである。東芝燃料電池システム、パナソニック（6752）等が販売しているが、長府製作所（5946）は給湯器の技術をベースにエネファームの貯湯ユニットを開発し、東芝燃料電池システム等に製品を提供している。
ヤマダ電機（9831）は家電量販店最大手でスマートハウス事業を育成中である。太陽光発電装置や蓄電池などを組み合わせた省エネ住宅事業のため、木質プレハブ住宅メーカーのエス・バイ・エル （1919）を子会社化している。