インターネット広告は、PCの画面右上やスマートフォン、タブレットの上部などかなり目立つところにバナー広告として表示されており、いわゆる新聞広告のような役割をはたしている。
ネット広告を展開する企業は、インターネット専業の広告代理店、大手広告代理店のネット広告部門を担当する子会社、従来の広告と同時にネット広告にも参入する地方広告代理店などがある。とりわけネット広告市場が急速に売り上げを伸ばしている点に注目したいところだ。
ネット専業の単体の広告代理店は、コミュニティサイトの「アメーバ」を運営するサイバーエージェント(4751)、不動産や金融分野に強みを持つオプト(2389)、英国や韓国に現地拠点を設立するなど積極的に海外展開を図るセプティーニ・ホールディングス(4293)などがある。
フルスピード(2159)は格安スマホを展開するフリービット傘下のネット広告代理店で、アドテクノロジー分野も充実させていく方針である。GMOアドパートナーズ(4784)もアドテクノロジー分野を強化している。
その他、岐阜県の広告代理店である中広(2139)、四国山陽と九州北部で展開するセーラー広告(2156)なども、従来型とともにネット広告分野を拡充させている。
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