アフィリエイト広告とは、閲覧者が広告部分をクリックして商品を購入したり資料請求を行なうなど広告掲載側にとっての成果が得られた場合にのみ広告費用が発生するという仕組みで、成果報酬型広告と言われている。
ディスプレイ広告に比べると、広告そのものには費用がかからず広告目的が達成されたときにのみ広告料を支払うようになるため、費用対効果が高いのが特徴である。
業界最大のA8.netを運営するファンコミュニケーションズ(2461)は、スマートフォンアプリ利用者向けのクリック課金型広告が堅調である。また、ネット利用者の興味・関心に応じた広告配信(興味連動型広告)も開始している。
アドウェイズ(2489)はLINEやフェイスブック、Twitter、テンセント、カカオトーク、モバゲー、GREEなどと代理店契約を結んでおり、急成長を遂げているアフィリエイト広告会社である。とりわけ「LINE フリーコイン」を販売するなどLINEとの関係性で注目されている。
バリューコマース(2491)はヤフーの連結子会社だが、楽天などの他サイトにもアフィリエイト広告を展開するとしている。
インタースペース(2122)も金融やeコマース分野でのアフィリエイト広告が好調である。クーポン情報提供運営のサフィアと資本提携をしており、店舗型広告サービスとの連携で事業拡大を図っている。