現在多くの証券会社では、インターネットでの株トレードが可能ですし、インターネット経由での口座開設も出来ます。
そのほとんどが、口座開設費も口座維持費も無料です。
それでは、証券会社を選んだなら、実際に口座を開設してみましょう。
■「特定口座、源泉徴収あり」を選ぶ
まずは、口座の種類を選ばなくてはなりません。
口座には一般口座と特定口座があります。
特定口座には、源泉徴収ありと、源泉徴収なしがあります。
特定口座・源泉徴収ありを選んでおくと、確定申告などの面倒が省けて便利です。
■注文方法を知っておこう
株を購入する際、2つの注文方法があります。
1つは指値注文といって、いくらで買いたいという株価を指定して注文する方法です。
これは指定した株価になるまで約定(やくじょう:株式の売買が成立すること)しませんので、時間がかかることもありますし、さらには買うタイミングを逃してしまうこともあります。
もう1つは成り行き注文といって、株価を指定せずに注文する方法です。
早く約定するのですが、思わぬ株価で約定することもあります。
■トレードのスタイルを決めよう
1日に頻繁に売買を行なう短期トレードか、それとも一度購入した銘柄を中長期にわたって保有する中長期トレードか、といった株式投資のスタイルを決めておきましょう。
というのは、そのスタイルによって、何を重要視するかが変わってくるからです。
まず短期トレードを考えている人の場合は、株価チャートの分析が重要になってきます。
それは「テクニカル」と呼ばれています。
一方、中長期を見据えて株を購入する人は、会社の業績といった、「ファンダメンタルズ」の面が株価に影響を与えますので、そこのところの分析が重要になってきます。
■取引時間
平日の、前場(ぜんば)と後場(ごば)に分かれています。
前場は9:00~午前11:30、後場は12:30~15:00となっており、大証・ジャスダック銘柄は、15:10までと、10分間延びています。
注文だけでしたら、取引時間に限らず出来ますので、日中仕事の人でも株の売買は可能です。
さらにSBI証券ではPTSといって、私設取引システムを利用していますので、株の夜間取引も可能です。