都市の大規模再開発にともなって建設業界の動きも活発になる。虎ノ門ヒルズの施工を行った大林組(1802)、日本橋のCOREDO室町の施工業者である清水建設(1803)、赤坂拠点で業界最大手の鹿島(1812)などのスーパーゼネコンにとっても追い風となっている。
また、新橋一丁目の再開発に取り組むNTT都市開発(8933)や、建設現場の人材不足を補うべく施工管理技術者の派遣を担う夢真ホールディングス(2362)の存在も見逃せない。
いまや土地の再開発に必須となる地盤調査サービスを展開する地盤ネット(6072)も、今後ますます需要が高まることが予想される。
このほかの関連企業としては、三井住友建設(1821)や松井建設(1810)、虎ノ門ヒルズにオフィスを構える西松建設(1820)なども業績を拡大させることと思われる。