国家戦略特区に関連するその他の企業としては、虎ノ門ヒルズのオフィス入りを果たした広告大手のアサツー・ディ・ケイ（9747）や、官公庁向けITコンサルティングを手がけるITbook（3742）などが注目されそうだ。アサツー・ディ・ケイはアニメにも強く、海外展開にも期待できる。
たびたび報じられてきた「お台場カジノ構想」で中心となるフジ・メディア・ホールディングス（4676）も今後の動向が気になるところだが、視聴率低迷をどう克服できるかが目下の課題となっている。
カジノ関連としては、紙幣識別機や硬貨計数機などの貨幣処理機器大手の日本金銭機械（6418）、パチスロやアミューズメント機器大手のセガサミーホールディングス（6460）、パチンコ機製造大手のSANKYO（6417）なども注目されてくるだろう。
その他、九州北部を中心に事業展開する西日本鉄道（9031）や、太陽光発電の販売・施工に注力するサニックス（4651）なども今後の成長が楽しみである。
