秋の深まりとともにインフルエンザ対策を始めるのが毎年恒例のこととなっている。新型インフルエンザが流行する恐れもあるため、毎年のように政府からの注意喚起や対策関連情報も公開されている。
インフルエンザ対策といえば、まず考えられるのがワクチンの予防接種だろう。効き目が出るのは接種してから数週間後ということもあり、10月に入ると同時に医療機関はワクチン接種の患者で混みあうのが通例のこと。
また、外出先から帰宅した際の消毒薬によるウィルスの除菌や、飛沫感染を防ぐためのマスクの用意も必要となるため、消毒薬やマスクの需要が伸びるだろう。
もしインフルエンザに感染・発病した場合は、病院で抗インフルエンザ薬を処方してもらったり適切な治療を施してもらうため、治療薬の出荷が急増する。
そのほか、体温計や解熱剤などの用意も必要になるので、こういった医療機器や医薬品の需要のアップも予測できる。
毎年、秋から春にかけて到来するインフルエンザや新型インフルエンザの流行により、需要が伸びる企業の収益に注目していきたいところである。
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