鳥インフルエンザ – インフルエンザ関連銘柄

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中国・上海を中心に鳥インフルエンザウィルス「H7N9型」による感染が広がっていることから、関連する各機関はさまざまな対応を始めている。上海市では、鳥インフルエンザが検出された市場内のすべての鶏の殺処分し、卸売市場を閉鎖している。

 

「H7N9型」は鶏自体には症状が見られないことから感染ルートを特定するのが難しく、拡大を阻止するためには「強力な予防措置を取ることが必要だ」という声明が国連食糧農業機関から発表されている。

 

日本でも国立感染症研究所がウィルス検出の新たな検査体制の準備を進めているほか、人から人に感染する事態に備えるとして、中国からウィルスを入手してワクチンの開発を開始すると発表している。国内のワクチンメーカーは厚生労働省と情報交換をしながらワクチンの製造体制を整えていくことになる。

 

鳥インフルエンザ関連としては、ワクチン製造にアステラス製薬(4503)、UMNファーマ(4585)、田辺三菱製薬(4508)、第一三共(4568)、武田薬品工業(4502)、電気化学工業(4061)の子会社のデンカ生研などが挙げられる。

 

また、院内感染予防関連には、ホギメディカル(3593)、除菌関連には、大幸薬品(4574)、クレハ(4023)などが挙げられる。

 

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