高級老人ホーム関連銘柄

日本は少子高齢社会に突入し、4人に1人は65歳以上の高齢者であると言われております。そんな高齢者を支える社会保障額が、国の年間歳出の約3割を占めるなど、1000兆円超の借金を抱える日本にとって高負担になっていることは否めません。

一方で個人金融資産が1700兆円を抱えているという矛盾が発生している日本において、その大半を65歳以上が保有していると言われております。野村総合研究所によれば、「純金融資産」が1億以上の世帯数が15年は約122万世帯と、13年と比較すると2割も増加しています。富裕層の内訳の多くは高齢者層とのことです。

そうなれば高齢者が社会にお金を還元してくれることが、日本の活力になることは間違いありません。

ところで近年高齢者の間で騒がれている消費対象が「高級老人ホーム」です。介護福祉士の劣悪な労働環境を背景に、労働に見合った対価を支払う為にも、マンション型や病院一体型など全てをコンシェルジュ形式で運営を行い、入居料や月額費などをある程度支払ってもらうような形で運営する老人ホームが増えています。

高級老人ホームに力を入れている会社の中でも「チャーム・ケア・コーポレーション(6062)」「神戸製鋼所(5406)」の子会社である神鋼不動産は、阪神間で高級老人ホームを運営しており、入居待ちを作るなど人気化しております。高級老人ホームとリゾート、海外展開の3つの領域を複合したサービスに強みを持つ「ロングライフホールディングス(4355)」にも注目です。

また、「ユニマット・リタイアメント・コミュニティ(9707」や「ニチイ学館(9792)」といった老舗介護サービス企業や警備サービス大手「セコム(9735)」も積極的に参入するなどまだまだ伸びる業界であることは間違いないでしょう。