生活になくてはならなくなってしまった「携帯電話」。この携帯電話を上回る進化を遂げようとしているものとして「スマートウェア」が挙げられます。
その名の通り「賢い衣服」として、皆さんの身の回りのものが次々とデジタルデバイス化へと進化していっています。先駆けて「スマートウォッチ」や「スマートグラス」など、腕時計型やメガネ型の携帯端末が発売されています。
スマートウォッチはアメリカの「アップル(AAPL:US)」や韓国の「サムスン電子(005930:KS)」を筆頭に、日本の「ソニー(6758)」や「カシオ計算機(6952)」も関わっています。
スマートグラスでは「アルファベット(GOOG:US)」や「NTTドコモ(9437)」が先導して開発を進めています。
それに続き、近年開発がより進んでいるのが「スマートウェア」です。
これは着用する服に脈拍や血圧などを測る機能を兼ね備えたり、携帯電話として通信ができる機能がついていたりと、続々開発が進んでいます。
特に積極的に開発を進めている企業は「グンゼ(3002)」や「帝人(3401)」、「東レ(3402)」といった大手繊維メーカーが中心です。
その他にも、「リーバイ・ストラウス(9836)」といった中堅企業も開発に取り組んでいます。
関連部品を開発している「大真空(6962)」や「ローム(6963)」なども注目されます。