駅周辺開発 – リニア中央新幹線関連銘柄

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リニア中央新幹線の企画・運営に関して主導しているのが、東海旅客鉄道(9022)である。開発にかかる資金はすべてJR東海が負担するとしている。もっとも経年劣化してきている東海道新幹線に代わる中央新幹線の開発は、必然だったとも言える。

 

なお、リニア中央新幹線が乗り入れる駅やその周辺は開業に向けて大規模な開発が進められており、完成までにかかる経済効果とともに開通後の各企業における利益拡大も期待されている。

 

大規模再開発が進められている品川駅は、JR東日本の車両基地を再編して田町駅と品川駅の間に山手線新駅を造り、その周辺には国際会議場などを建設する構想となっている。品川駅-羽田空港間を運行する京浜急行電鉄(9006)や東日本旅客鉄道(9020)が中心となって計画推進していることから、事業拡大とともに多大な恩恵を受けると予想される。

 

名古屋駅近辺でリニア開業に向けて再開発を検討しているのは、名古屋鉄道(9048)と三井不動産(8801)だ。名古屋市も政府に対し「リニア・スーパーターミナル特区」を提案するなど、今後の変貌に期待がかかる。また、三菱地所(8802)も名古屋駅前に大名古屋ビルヂングを超高層ビルに建て替えており、高島屋(8233)などの商業施設やホテルなどが入っている。

 

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