SDGs1「貧困をなくそう」に関する『日本航空株式会社（JAL）』の取り組み

SDGsの掲げる「貧困をなくそう」では、2030年までに貧困をなくすための具体的な目標が記されています。1日を1.9米ドル以下で生活しなければいけない極度の貧困を無くし、たとえ災害や経済ショックがあったとしても、貧しい人たちが生活を立て直せる事を目標の一部として掲げています。

日本航空株式会社（JAL）は貧困をなくすための具体的な行動を行う企業の一つです。航空会社という人や荷物を乗せて世界中を飛び回る特性を活かし、独自の方法で社会の発展とサステナビリティの実現を目指しています。

ここではJALが具体的に行っているSDGsの目標1「貧困をなくそう」に関する活動について紹介していきます。

ユニセフの活動を支援

JALの機内ではユニセフの活動を支援するための募金を募っています。海外旅行で使いきれなかった外貨を集める「Change for Good^®」を行い、日本国内で集まった外貨を無償で海外に輸送する支援を行っています。世界中の子どもたちの貧困や飢餓をなくすための取り組みです。

JALスカラシッププログラムの参画

JALではアジアやオセアニアの大学生を日本に招き、日本の学生とのコミュニケーションを通し両地域の相互理解をはかる「JALスカラシッププログラム」を行なっており2019年までに1,641名の学生が招待されました。南アジアはインドの経済成長により急速な発展を遂げていますが、いまだに貧困率の高さが問題となっています。解決に向けて若者の育成をおこなうプログラムです。

TABLE FOR TWOプログラム

発展途上国の飢餓や先進国の生活習慣病をなくすために立ち上げられた、日本発の社会貢献プログラム「TABLE FOR TWO」にJALも参加しています。プログラムでは対象メニューを頼むと1品あたり20円が発展途上国の子どもたちの給食に充てられます。20円は発展途上国の一食分の金額相当で、栄養バランスに優れたメニューが提供されます。あなたの一食が、誰かの一食になります。