SDGsの掲げる目標3「すべての人に健康と福祉を」では、赤ちゃんがおなかにいるときやお産のとき、命を落とす母親を、2030年までに生まれる赤ちゃん10万人あたり70人未満までに減らすこと、赤ちゃんや子どもが予防できる原因で命を失うことのない社会を目指しています。また、伝染病をなくすこと、麻薬や薬物、アルコールの乱用を防ぐことも目標に含まれます。
日本人の健康に90年近く関わってきた株式会社ヤクルト本社ことヤクルトも、SDGsに力を入れている企業の一つです。
ここではヤクルトが取り組むSDGs「すべての人に健康と福祉を」に関する具体的な活動を紹介していきます。開発や研究を始め、生産から販売までさまざまな事業を通してサステナビリティの実現を目指しています。
健腸長寿への取り組み
ヤクルトの提唱する「健腸長寿」は腸内環境を正常に保つことで健康で長生きにつながる、という考え方です。実現のために「アジア栄養士会議」をはじめとしたさまざまなシンポジウムや学会への協賛を行っています。「ヤクルト・バイオサイエンス研究財団」を設立し、腸内環境や健康に関わる研究の助成も行い、健康な社会を作る研究活動に力を入れています。
医療機関や恵まれない家庭への寄贈
日本のみならず世界各地に拠点を持つヤクルトは海外でも安全、安心への取り組みを行っています。各国の基準に合わせた労働環境の提供と、コロナ禍において中国広州の医療機関へヤクルトを23.2万本寄贈しています。また、メキシコの恵まれない家庭に479.3万本、グアダラハラ市の医療機関に87.7万本ものヤクルトを寄贈しています。
健康教室の開講
ヤクルトでは2008年から一般、法人向けに健康教室を開講しています。ヤクルトの研究者が学校や会社に訪問し健康に関する講義を行います。コロナ禍を経てリモート授業にも対応しており、あらゆる形で健康を広める活動から文部科学省の「青少年の体験活動推進企業表彰・審査委員会奨励賞」を受賞しています。
SDGs洗車のクイックウオッシュの取り組み
「SDGs 洗車」としては日本一の店舗数と洗車台数を誇るクイックウォッシュの取り組みをご紹介します!!