【4384】ラクスル新規上場で気になる株価は!?

2018年5月31日に東証マザーズ市場へ上場する「ラクスル」について概要と期待度を見ていきたいと思います。

ラクスルの上場日は!?期待度は?

企業名 ラクスル
上場市場 東証マザーズ市場
銘柄コード 4384
事業内容 印刷及び集客支援のシェアリングプラットフォーム「ラクスル」を中心とした印刷事業、物流のシェアリングプラットフォーム「ハコベル」を中心とした運送事業等、産業毎のシェアリングプラットフォームの創出
所在地 東京都品川区
設立 2009年
従業員 147名
会社HP https://corp.raksul.com/
監査法人 新日本
上場日 2018年5月31日(木)
主幹事 大和証券・三菱UFJモルガン・スタンレー証券・みずほ証券
BB期間 2018年5月16日(水)~2018年5月22日(火)
価格決定日 2018年5月23日(水)
購入申込期間 2018年5月24日(木)~2018年5月29日(火)

同社はシェアリングエコノミーを活用したサービスを提供する企業です。

同社ブランドである印刷シェアリングプラットフォーム「ラクスル」や、物流のシェアリングサービス「ハコベル」を展開しています。

これまでの既存サービスの「スキマ」を狙ったビジネスモデルであり、汎用性が高いビジネスモデルであると言えます。

どんなことをしている会社なの?

同社は2009年に現社長である松本恭攝氏によって創業されました。前職の外資系経営コンサル「A.T.カーニー」在職時に印刷業界へ着目していた松本社長は、創業後印刷業者のまとめサイトを開設し事業を開始して行きました。

そして現在のメイン事業である「ラクスル」は、提携する中小印刷会社に印刷を委託し、寺社では印刷工場を持たず、顧客はネット上で簡単に印刷が申し込めるというプラットフォームを確立しました。これまでは顧客が直接印刷会社に依頼し、大ロットでの発注しかできませんでしたが、小ロットからの発注も可能という顧客ニーズに沿っている、印刷会社の「スキマ」を使って仕事を依頼するという、双方にとって価値があるビジネスマッチング機能を有しています。

ラクスルではチラシの印刷のみならず、新聞折込広告やポスティングの委託やマーケティング支援をネット上で行うサービスをしています。2017年7月期では185,107人が利用しています。

またシェアリングエコノミーの考えを用いてトラック運転手の「スキマ」を活用した物流シェアサービス「ハコベル」も始動しており、2017年7月にヤマトHDと資本提携を果たし、連携を図っております。

売上や成長性は?

2013年7月期 2014年7月期 2015年7月期 2016年7月期 2017年7月期
売上高(百万円) 121 762 2,645 5,082 7,675
経常利益(百万円) △84 △373 △1,732 △1,439 △1,163
当期純利益(百万円) △87 △375 △1,755 △1,448 △1,175
純資産額 (百万円) 144 1336 3584 2135 3010
BPS(円) 1,497 9,043 △2,832 △126 △206
EPS(円) △907 △2,536 △11,876 △98 △80
自己資本比率(%) 80.1 85.2 81 60.4 61.8
ROE(%)
配当性向(%)

同社の業績推移ですが、売上高は右肩上がりに伸ばしています。一方利益は先行投資が嵩んでいるため5期連続で赤字を計上しています。しかし2018年7月期予想では黒字転換を計画しています。配当政策は内部留保優先のため無配です。

公募株数 総数10,949,900株             (内、公募2,500,000株、売出8,449,900株)
OA分 1,642,100株
発行済み株数 27,517,000株
想定価格 1,400円(100株単位・14万円)
仮条件 1,300円〜1,500円
初値予想 2,000円~3,500円
想定PER ー倍
想定PBR 約6倍
配当利回り なし
想定時価総額 385億円

今回の上場にあたっての吸収金額は176億円と大きく、大きな初値を期待できません。

株主名 保有割合 ロックアップ
松本 恭攝 21.55% 180日間
(株)オプトホールディングス 17.78% 180日間
(株)日本政策投資銀行 8.91% 180日間
グローバル・ブレイン5号投資事業有限責任組合 7.32% 180日間
WiL Fund I,L.P.(常任代理人 (株)WiL) 6.68% 180日間
テクノロジーベンチャーズ3号投資事業有限責任組合 4.86% 180日間
YJ1号投資事業組合 4.84% 180日間
永見 世央 2.70% 180日間
(株)リンクアンドモチベーション 1.93% 180日間
AT-I投資事業有限責任組合 1.93%

同社は松本社長が筆頭株主ですが、上場会社のオプトHDやリンクアンドモチベーションやVCを中心に大株主に名を連ねております。

売出は松本社長や大株主を含めた計20者で845万株となっています。

公募によって調達する35億円はラクスルの広告宣伝費や、人材採用、ハコベルのサービス拡充のための投資等に充てられる予定です。

どうやって&どこで新規上場銘柄を買えるの?

今回の「ラクスル」の取り扱い証券会社を以下にまとめましたので参考にしてください。

割当率 株数
主幹事 大和証券 51.5% 5,639,200株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 27.0% 2,956,500株
みずほ証券 16.5% 1,806,800株
幹事 SBI証券 3.5% 383,200株
SMBC日興証券 1.0% 109,500株
マネックス証券 0.5% 54,700株

今回は大和証券を筆頭とした三菱UFJモルガン・スタンレー証券、みずほ証券の3社が共同主幹事を務めています。

株数は比較的多いため当選の可能性は比較的高いでしょう。

著者のまとめ

シェアリングエコノミーの形をビジネス展開できている会社として、フォーブス等でも取り上げられています。モデルとしては何か一つにこだわり続けることはないため、上場後の事業拡大には大いに期待できそうです。

世の中の流れに沿った事業を展開している同社に期待したいです。

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