【4053】Sun Asterisk新規上場で気になる株価は!?

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2020731日に東証マザーズ市場へ上場する「Sun Asterisk」について概要と期待度を見ていきたいと思います。

Sun Asteriskの上場日は!?期待度は?

企業名

Sun Asterisk

上場市場

東証マザーズ

銘柄コード

4053

事業内容

産業のデジタライゼーションを推進するデジタル・クリエイティブスタジオ事業

所在地

東京都千代田区

設立

2013年

従業員

1,225名

会社HP

https://sun-asterisk.com/

監査法人

太陽

上場日

2020年7月31日(金)

主幹事

大和証券

BB期間

2020年7月14日(火)~ 2020年7月20日(月)

価格決定日

2020年7月21日(火)

購入申込期間

2020年7月22日(水)~ 2020年7月29日(水)

同社はスタートアップ企業向けのシステム受託開発を行う会社です。

ベトナムに約1,000人の自社エンジニアを構えるなど、十分な開発体制を背景に昨今話題となっているDXに向けたシステム開発を行っています。同日に日本情報クリエイトが上場してきますが、こちらも話題の会社となりそうです。

どんなことをしている会社なの?

(参照:https://sun-asterisk.com/

同社は2012年に創業した会社で、創業来スタートアップ企業をクライアントとしたシステム受託開発を行ってきました。

デジタライゼーションの時代が進む中、同社が事業成長したい企業と一緒に、事業アイディアやプロダクト開発までを担う「デジタル・クリエイティブスタジオ事業」を主軸としてビジネスを行っています。

既存クライアントとは、サービス全体を包括的に支援する形を取り、準委任契約に基づくストックビジネスで運営されており、20203月時点でストック型顧客数は75社と年々伸ばしています。

同社の特徴は、ベトナム子会社に約1,000人のエンジニアを抱えている点で、クライアントより受託したプロダクトを、自社エンジニアを有効的に活用して開発ができるところが大きな特徴です。

その他、IT人材に特化した人材紹介サービスを行っており、付随事業として、エンジニア初心者向けのプログラミングスクール「GEEK JOB」を展開しています。

創業当初よりベトナムを中心としたアジア圏のエンジニアへのリーチを行ってきたため、アジア圏の大学との連携を行っています。今後はオフショアとして人材の確保や、日本企業への就職支援等を行っていく方針です。

 

2016年2月期

2017年2月期

2018年2月期

2018年12月期

2019年12月期

売上高(百万円)

862

1,413

1,933

2,219

4,530

経常利益(百万円)

10

9

131

326

486

当期純利益(百万円)

7

7

93

277

411

純資産額 (百万円)

35

41

134

626

2,029

BPS(円)

23,022

27,374

89,207

20

61

EPS(円)

4,929

4,352

61,833

9

13

自己資本比率(%)

15.4

10.6

18.1

38.6

60.5

ROE(%)

24

17.3

106.1

72.9

31

配当性向(%)

業績は着実な成長を続けています。201812月期より決算期を変更と連結決算としているため、一概に比較はできないものの、売上高は5期連続増収で、収益状況も増益基調です。尚、202012月期1Q20203月末)の売上高は1,407百万円、経常利益は303百万円となっており、今期も過去最高を目指す勢いです。

配当はこれまで無配で、上場後も内部留保を確保するため当面無配方針です。

公募株数

総数4,200,000株             (内、公募2,050,000株、売出2,150,000株)

OA分

630,000株

発行済み株数

36,210,000株

想定価格

630円(100株単位:6万円)

仮条件

630円~700円

初値予想

1,000円~1,400円

想定PER

約56倍

想定PBR

約7倍

配当利回り

なし

想定時価総額

228億円

今回の上場にあたっての吸収金額は30億円で、時価総額が228億円とマザーズ上場銘柄としては中規模案件です。DXの流れが強い今日においては評価されやすいビジネスモデルであるため、初値高騰が期待できます。

株主名

保有割合

ロックアップ

平井 誠人

34.37%

180日間

服部 裕輔

19.91%

180日間

藤本 一成

13.05%

180日間

糸井 俊博

8.23%

 

小林 泰平

7.70%

180日間

農林中央金庫

5.55%

継続保有

高倉 健一

5.14%

180日間

石塚 保行

1.64%

継続保有

Innovation Growth Fund I L.P.

1.64%

継続保有

フリースタイル合同会社

1.06%

180日間

同社の株主構成ですが、創業者である平井取締役が34%の株式を有しています。その他は、創業メンバーを中心に株主に名前を連ねており、ファンド等は少々名を連ねています。

今回の売出は平井取締役や小林社長以外の3者で、215万株の売出を予定しています。

公募によって12.8億円の資金調達を実施し、エンジニア確保のための人件費や、広告宣伝費等に充てる予定です。

大株主には180日もしくは継続保有のロックアップ制限がかかっており、エグジットリスクは非常に少ない案件です。

今回は売出と公募が拮抗する案件ですが、経営トップ2名が売出に参加しなかったことからも、引き続き事業拡大によって会社の価値が向上すると見ている可能性は高いでしょう。

どうやって&どこで新規上場銘柄を買えるの?

今回の「Sun Asterisk」の取り扱い証券会社を以下にまとめましたので参考にしてください。

 

 

割当率

株数

主幹事

大和証券

91.30%

4,410,000

幹事

SMBC日興証券

2.61%

126,000

みずほ証券

1.74%

84,000

SBI証券

0.87%

42,000

楽天証券

0.87%

42,000

マネックス証券

0.87%

42,000

東海東京証券

0.87%

42,000

岡三証券

0.87%

42,000

今回の主幹事は大和証券が主幹事を務めます。その他SMBC日興証券を含む7社が幹事を務めます。

著者のまとめ

コロナ禍によって、リーマンショック並の市場変動を起こした株式市場ですが、IPO市場は活況です。同日に日本情報クリエイトが上場してきますが、同社への注目は高いため、初値高騰は十分に見込めます。また、株価水準を見ても引き続き伸びる余地があるため、上場後も期待していきたいところです。

Sun Asterisk株価、PTS株価、ADR株価はこちら

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