【7373】アイドマ・ ホールディングス新規上場の株価とPTS株価&ADR株価

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2021年6月23日に東証マザーズ市場へ上場する「アイドマ・ホールディングス」について概要と期待度を見ていきたいと思います。

アイドマ・ホールディングスの上場日は!?期待度は?

同社は在宅ワーカーとクライアントを繋ぐ支援事業を手がける会社です。

クラウドワーカーが増えている今日において、プラットフォーマーとして成長してきた同社の上場となります。

今回は同社の概要を通して事業の成長性等分析していきたいと思います。

企業名 アイドマ・ホールディングス
上場市場 東証マザーズ市場
銘柄コード 7373
事業内容 法人向け営業支援、クラウドワーカー支援など
所在地 東京都豊島区
設立 2008年
従業員 141名
会社HP https://www.aidma-hd.jp/
監査法人 EY新日本
上場日 2021年6月23日(水)
主幹事 みずほ証券
BB期間 2021年6月7日(月)~ 2021年6月11日(金)
価格決定日 2021年6月14日(月)
購入申込期間 2021年6月15日(火)~ 2021年6月18日(金)

どんなことをしている会社なの?

(参照:https://www.aidma-hd.jp/service/)

同社は2008年に三浦陽平氏によって設立された会社です。創業時より労働人口減少時代における企業の業務支援の重要性を考え、事業展開を行なってきました。

同社は連結子会社1社、持分法非適用会社3社で運営されており、ワーク・イノベーション事業の単一セグメントで運営されています。

その内サービスは3サービスで構成されています。一つ目はセールス・プラットフォーム事業です。いわゆる営業支援を行なっており、クライアントである法人において悩みの種となる、営業活動を代行するサービスを請け負っています。

2つ目はママワークス事業で、在宅ワーカー約1,300名とクライアントを繋ぎ、業務のマッチングを手がけられるようなプラットフォームを提供しています。

3つ目はmeet in事業です。この事業は独自のオンラインコミュニケーションインフラ「meet in」の提供を行なっており、オンライン面談に特化した名刺交換機能やオンライン契約機能を有したサービスを提供しています。2021年3月末時点で3,400社を超える企業が導入しており、今後とも拡大する見込みです。

引き続き働き方改革の流れを受けており、IPOによって更なる事業拡大を狙っていく模様です。

  2016年8月期 2017年8月期 2018年8月期 2019年8月期 2020年8月期
売上高(百万円) 558 701 1,000 1,295 1,830
経常利益(百万円) 20 71 79 119 216
当期純利益(百万円) 15 52 50 85 164
純資産額 (百万円) 56 108 158 346 510
BPS(円) 282,423 540 790 54 79
EPS(円) 73,948 258 250 14 26
自己資本比率(%) 37 32 45 48.8 30.4
ROE(%) 30.1 62.7 37.6 32.1 38.4
配当性向(%)

業績は右肩上がりの成長を遂げています。売上高・利益共に5期連続増収増益となっています。2019年8月期より連結決算となっており、更なる業績拡大が見込めそうです。

尚、2021年8月期2Q(2021年2月)の売上高は1,606百万円、経常利益は473百万円と推移しており、利益面は既に前期を大幅に上回っています。

配当は創業来無配で、上場後も内部留保確保を優先するため当面無配を予想されています。

公募株数 総数1,370,000株
(内、公募950,000株、売出420,000株)
OA分 205,500株
発行済み株数 7,376,000株
想定価格 1,830円(100株単位:18万円)
仮条件 1,830円 ~1,930円
初値予想 2,800円 ~4,000円
想定PER 約82倍
想定PBR 約6倍
配当利回り なし
想定時価総額 134億円

今回の上場にあたっての吸収金額は29億円で、時価総額が134億円と東証マザーズ上場銘柄としては中型案件です。事業柄人気を集めやすいため、初値高騰には期待出来そうです。

株主名 保有割合 ロックアップ
JPM(株) 44.71% 180日間
三浦陽平 41.60% 180日間
K&Pパートナーズ2号投資事業有限責任組合 4.07% 90日間or1.5倍
佐賀寛厚 3.77% 180日間
K&Pパートナーズ3号投資事業有限責任組合 2.28% 90日間or1.5倍
三浦和広 2.00% 180日間
識学1号投資事業有限責任組合 0.77% 90日間or1.5倍
阿部光良 0.29% 180日間
若林稔 0.07% 180日間
(株)コバ 0.07% 180日間

同社の株主構成ですが、筆頭株主は創業者である三浦社長の資産管理会社「JPM株式会社」で同社株の45%を保有しています。三浦社長個人で42%を保有しており、同社株の85%を有するオーナーです。

その他、VC等ファンドが保有する他、役員・従業員が株式を保有しています。

今回の売出は、三浦社長のみで、計420,000株の売出となります。

今回は公募で15.8億円の資金調達を行い、調達資金は人材採用費や広告宣伝費、システム開発火やオフィス移転費用に充てる予定です。

尚、大株主には180日もしくは90日及び公募価格1.5倍のロックアップがかかっており、VC等によるエグジットリスクには注意が必要です。

今回は公募が売出を上回る資金調達案件で、事業拡大に向けた資金獲得を軸としているため、投資家より期待を受ける可能性が高いでしょう。

どうやって&どこで新規上場銘柄を買えるの?

今回の「アイドマ・ホールディングス」の取り扱い証券会社を以下にまとめましたので参考にしてください。

    割当率 株数
主幹事 みずほ証券 91.30% 1,438,500株
幹事 SBI証券 4.35% 68,500株
東洋証券 0.87% 13,700株
マネックス証券 0.87% 13,700株
極東証券 0.87% 13,700株
楽天証券 0.87% 13,700株
エース証券 0.87% 13,700株

今回の主幹事はみずほ証券が主幹事を務めます。その他SBI証券を含めた6社が幹事を務めます。

著者のまとめ

クラウドワーク関連の上場となるため、IPOとしては評価を集めるでしょう。初値高騰にも十分に期待できそうです。

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