【6564】ミダック新規上場の株価とPTS株価&ADR株価

20171222日に名証2部市場へ上場する「ミダック」について概要と期待度を見ていきたいと思います。

ミダックの上場日は!?期待度は?

企業名

ミダック

上場市場

名証2部市場

銘柄コード

6564

事業内容

産業廃棄物の収集運搬、中間処理、最終処分。一般廃棄物の収集運搬、中間処理

所在地

静岡県浜松市

設立

1964

従業員

168

会社HP

http://www.midac.jp/

監査法人

トーマツ

上場日

20171222日(金)

主幹事

岡三証券

BB期間

2017125日(火)~20171211日(月)

価格決定日

20171212日(火)

購入申込期間

20171214日(木)~20171219日(火)

同社は静岡県浜松市に本社を構える産業廃棄物処理を行う企業です。

製造業の生産活動においては避けられないものとして産業廃棄物がありますが、同社はこれらの運搬および処理、処分を一貫して行っています。

現在は創業の地・浜松以外にも東海地区(愛知・岐阜・静岡・三重)や東京・千葉・神奈川などと事業地域を拡大しています。

率先して取り組まれることが少ないといわれている産業廃棄物処理業ですが、同社はこの部分にビジネスチャンスを見出し、今回のIPOによってより社会的意義のある企業としての使命を果たすべく拡大していきます。

どんなことをしている会社なの?

同社は廃棄物を適正処理することによって循環型社会の確立を目指している産廃処理企業です。

産廃を排出する企業から廃棄物を収集し、中間処理を通して最終処分を行います。日本においては各自治体が行っていることもありますが、同社はビジネスとしてこれらを一貫して行っています。

また同業の産廃処理業者から事業を委託される仲介事業も行っており、本社がある浜松市を中心にどうビジネスを展開しています。

まずメインとなる「廃棄物処理事業」を見ていきます。排出事業者から排出された廃棄物をまずは「中間処理」を行った上で、減量化や性状の安定化を図る必要があります。廃棄物は汚泥が付着している場合にはそのままの廃棄では環境汚染に繋がってしまうため、洗浄が必要になります。その他廃棄物の中にも有害物質も含まれているものもあるため、これらを無害化しなければ環境に戻すことができません。

同社はこれらの中間処理をオールカバーできる施設を自社で抱えており、地方自治体からも委託されているなど非常に信用度の高い事業を行っています。

同社は有害物質を含んだ廃棄物の処理に対応できるよう「特別管理産業廃棄物処理業」の事業許可を受けています。東海地域を中心に6箇所の中間処理場を有していますが、中でも浜松市と豊橋市においては「優良産廃処理業者認定制度」の優良認定を受けているなど、産廃処理にはお墨付きをもらっています。

リサイクルが困難な廃棄物は最終処分を行います。最終処分には完全に遮断する「遮断型最終処分場」と「安定型最終処分場」、「管理型最終処分場」の3つ存在し、同社は後ろ2つの最終処分場を有しています。

上記の内、呉松事業所の最終処分場は埋め立て能力一杯に埋め立てしたため、行政に対して終了届を出しています。周辺に汚染が出ないよう管理をしながら最終処分を行います。

また廃棄物処分の前には収集が必要になりますが、同社は自社で収集運搬事業も展開しています。廃棄物に合わせた数種類のトラックを有しており、幅広く対応できます。

また自社以外にも同業の産廃処理業者より仲介および管理業務を請け負う事業も行っています。同業の人手が足りない場合は同社が代わりに対応し、その分を手数料として頂くようになっています。

現在、浜松を中心に東海地区・関東地区に営業所を有しています。これらのエリアは太平洋ベルトといわれる工業地帯が多い地域のため、産廃処理のニーズが高いことから広く展開しています。産廃事業は施設や土地の取得など費用が掛かる事業のため、上場会社となることで資金調達の手段を増やすことができるでしょう。

同社の社名は循環型社会に貢献するべく、「水・大地・空気」の頭文字をもじって付けられています。まず1952年に浜松において誕生した一般廃棄物取扱事業を営む目的の個人商店「小島清掃社」が同社のルーツです。

その後1964年に法人化を果たし、1996年に現社名に変更しています。創業以来一貫として廃棄物処理を行い、地域貢献に寄与してきました。

売上や成長性は?

同社の業績は横ばいです。

売上に関してはほぼ横ばいです。産廃処理ということもあり、事業としては拡大していく印象は持ちにくいです。利益については直前期は大きく伸ばしているものの、施設の拡充や処理場の取得など費用が掛かる事業のため、安定した収益を確保するのには事業拡大が不可欠になります。

同社の配当政策は非常に前向きです。今期は12円配当を出す予定になっているため、配当利回りは0.96%となる予定です。内部留保を図りながら配当は引き続きだしていく方針です。

公募株数

総数332,000株             (内、公募182,000株、売出150,000株)

OA

49,800

発行済み株数

3,076,500

想定価格

1,250円(100株単位・13万円)

仮条件

1,200円 ~ 1,300

初値予想

1,300円~2,000

想定PER

14

想定PBR

2.5

配当利回り

1%前後

想定時価総額

38億円

今回のIPOによって市場より吸収される金額が5億円と少なく、初値の高騰が期待できます。ただ今回は名証2部という地味な市場に上場してくるため、どこまで資金が集まってくるかは未知数です。

株主名

保有割合

ロックアップ

(株)フォンスアセットマネジメント

33.95%

180日間

熊谷 勝弘

23.80%

180日間

ミダック従業員持株会

6.84%

 

熊谷 裕之

6.29%

180日間

高橋 由起子

6.14%

180日間

矢板橋 一志

5.90%

180日間

名古屋中小企業投資育成㈱

2.42%

90日間or1.5

(株)三菱東京UFJ銀行

2.42%

90日間or1.5

(株)静岡銀行

2.10%

90日間or1.5

浜松信用金庫

1.62%

90日間or1.5

大株主を見ると筆頭株主は専務取締役の熊谷氏の資産管理会社「フォンスアセットマネジメント」が34%を有しています。次に同社の元社長の熊谷勝弘氏が24%となっています。中には名古屋中小企業投資育成などのファンドや、銀行・信金などが名を連ねています。

また今回は同社に関わっている大株主に対して180日間のロックアップ制限が掛かっております。また銀行やファンドなどに対しては90日及び公開価格の1.5倍のロックアップが掛かっています。総発行株式数の約1割しか市場に出回らないため、需給面で買われることが想定されます。

売出は元社長の熊谷勝弘氏のみで15万株の売出しとなっています。今回のIPOは熊谷家のプライベート企業からの脱却と、資金調達のためのものと考えられます。

公募分で調達する2.6億円は廃棄物処分事業所の取得や収集運搬車の修繕費に当てられる予定です。

どうやって&どこで新規上場銘柄を買えるの?

今回の「ミダック」の取り扱い証券会社を以下にまとめましたので参考にしてください。

 

証券会社名

割当率

株数

主幹事

岡三証券

90.06%

299,000

幹事

SMBC日興証券

3.98%

13,200

SBI証券

3.98%

13,200

マネックス証券

0.99%

3,300

安藤証券

0.99%

3,300

今回はここ最近主幹事を多くとっている岡三証券が主幹事を務めており、90%の割当と獲得しています。

ネット証券のSBI証券やマネックス証券など当選する確立は低いものの申し込む価値があるIPOでしょう。上場後も比較的安定且つ上昇が狙える可能性が高いです。

著者のまとめ

産廃処理業者として、浜松を皮切りに拡大中の同社は非常に社会的意義の高いビジネスを行っていると考えています。

人があまりやりたがらない仕事を行う同社を市場は高く評価するべきでしょう。需給面と上場市場を考えると初値高騰も狙えると思いますが、意義としては同社を高く評価したいものです。

 

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