【4445】リビン・テクノロジーズ新規上場で気になる株価は!?

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2019年6月28日に東証マザーズ市場へ上場する「リビン・テクノロジーズ」について概要と期待度を見ていきたいと思います。

リビン・テクノロジーズの上場日は!?期待度は?

企業名 リビン・テクノロジーズ
上場市場 東証マザーズ市場
銘柄コード 4445
事業内容 WEBテクノロジーと不動産を融合した不動産会社比較バーティカルメディア『リビンマッチ』の企画・開発・運営など
所在地 東京都中央区
設立 2004年
従業員 55名
会社HP https://www.lvn.co.jp/
監査法人 EY新日本
上場日 2019年6月28日(金)
主幹事 みずほ証券
BB期間 2019年6月12日(水)~2019年6月18日(火)
価格決定日 2019年6月19日(水)
購入申込期間 2019年6月20日(木)~2019年6月25日(火)

同社は不動産オーナーと不動産会社向けマッチングサイト「リビンマッチ」を運営するリアルエステートテック企業です。

不動産プラットフォーム事業は市場でも人気であるため、大きな期待を集めそうな会社の上場となりそうです。

どんなことをしている会社なの?

(参照:https://www.lvn.co.jp/service/outline/

同社は2004年にサイバーエージェント等を経て独立した川合大無現社長によって設立されたインターネット広告代理店業者です。

創業当初はインターネットメディア事業が中心でしたが、2006年に不動産売却一括査定のサイトを開設し、不動産プラットフォーム事業に進出しました。

同社が提供するのは、「マッチングサービス」と「ブランディングサービス」の2つであり、マッチングサービスでは、不動産オーナーと不動産会社と直接繋げられるサイト「リビンマッチ」を運営し、業容拡大を図ってきました。

近年では不動産に留まらず、営業やコンサルタント向けの人材紹介サイトの運営を行っています。

またブランディングサービスはいわゆる広告事業であり、リビンマッチ等で広告を掲載する企業を募ったり、グーグルやヤフー等の広告の代理販売を行ったりすることを主としています。今後はブランディングサービスを拡大することで、ベースとなるマッチングサービスを強化しつつ二本柱で成長が見込めます。

売上や成長性は?

2014年9月期 2015年9月期 2016年9月期 2017年9月期 2018年9月期
売上高(百万円) 513 656 1,349 1,557 1,826
経常利益(百万円) 1 △3 66 62 251
当期純利益(百万円) 1 △5 46 42 176
純資産額 (百万円) 48 43 89 131 307
BPS(円) 15,541 13,874 28,570 105 248
EPS(円) 215 △1,667 14,696 34 142
自己資本比率(%) 18.3 17.1 14.6 19.3 30.9
ROE(%) 1.4 69.2 38.4 80.6
配当性向(%)

業績については伸ばしている状況です。売上利益共に拡大傾向にありますが、まだまだこれからの様相です。上場を機に成長を加速させていく方針です。配当政策ですが、当面は内部留保を拡充させるため無配を想定しています。

公募株数 総数332,500株             (内、公募90,000株、売出242,500株)
OA分 49,800株
発行済み株数 1,330,000株
想定価格 3,820円(100株単位・38万円)
仮条件 3,700円~3,900円
初値予想 7,800円~11,000円
想定PER 約28倍
想定PBR 約8倍
配当利回り なし
想定時価総額 51億円

今回の上場にあたっての吸収金額は15億円で、時価総額が51億円の上場案件です。

2019年上場銘柄の中でも非常に期待されている小ぶり上場案件となるため、初値高騰は必至です。

株主名 保有割合 ロックアップ
川合 大無 66.64% 180日間
川合商会(株) 31.73% 180日間
小櫻 耕一 0.26% 継続保有
佐藤 慎也 0.19% 継続保有
辻 準 0.16% 継続保有
田中 靖宏 0.13% 継続保有
平石 英皓 0.10% 継続保有
新藤 正幸 0.10% 継続保有
栗林 正樹 0.09% 継続保有
國藤 直樹 0.09% 継続保有

同社の大株主は川合大無社長で67%の過半数を保有しており、資産管理会社でも32%を保有しているため、実質川合社長がオーナーです。同社株主にはファンドは入っておらず、従業員および役職員が株主として名を連ねます。

売出は川合社長のみで242,500株の売出です。

大株主の大半には180日ロックアップ制限および継続保有前提となっているため売買による株価変動リスクはほぼないでしょう。

公募では3.1億円の資金調達を行い、リビンマッチ等の広告宣伝費や新規機能開発費用、エンジニア等の優秀な人材採用費等に充てられる予定です。

今回は公募株式より売出株式を上回るIPOとなりますが、ファンドエグジットリスクがなく、売買は公募株割り当ての株主に限られるため大幅な上昇が見込めそうです。

どうやって&どこで新規上場銘柄を買えるの?

今回の「リビン・テクノロジーズ」の取り扱い証券会社を以下にまとめましたので参考にしてください。

割当率 株数
主幹事 みずほ証券 90.56% 346,200株
幹事 SBI証券 3.03% 11,600株
SMBC日興証券 1.73% 6,600株
楽天証券 1.28% 4,900株
マネックス証券 0.86% 3,300株
いちよし証券 0.86% 3,300株
東海東京証券 0.42% 1,600株
丸三証券 0.42% 1,600株
岩井コスモ証券 0.42% 1,600株
エース証券 0.42% 1,600株

今回の主幹事はみずほ証券が主幹事を務めます。その他SBI証券を含め9社が幹事会社として名を連ねています。株数が非常に少ないため獲得はまず難しいでしょう。

著者のまとめ

2019年IPO銘柄の中で最も初値が高くつきそうな案件です。リアルエステートテック関連銘柄では、GA technologiesなど高騰している会社も多くあるため、同社も同様に高騰する可能性が高いです。

また、GA technologiesに比べても割安で上場してくるため、需給タイトも相まって思った以上の高騰も見込めそうです。テンバガーになる可能性は不明ですが、間違いなく注目される銘柄となるでしょう。

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