【4380】Mマート新規上場の株価とPTS株価&ADR株価

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2018223 日に東証マザーズ市場へ上場する「Mマート」について概要と期待度を見ていきたいと思います。

Mマートの上場日は!?期待度は?

企業名

Mマート

上場市場

東証マザーズ市場

銘柄コード

4380

事業内容

BtoBに特化したインターネットマーケットプレイス事業

所在地

東京都新宿区

設立

2000

従業員

32

会社HP

https://www.m-mart.co.jp/

監査法人

トーマツ

上場日

2018223日(金)

主幹事

みずほ証券

BB期間

201826日(火)~2018213日(火)

価格決定日

2018214日(水)

購入申込期間

2018215日(木)~2018220日(火)

同社は、飲食業界や宿泊業界等の企業間ビジネスに特化した卸売りプラットフォームをネット上にて提供しているインターネットマーケットプレイス事業会社です。

BtoBに特化しているため個人顧客の取引はできませんが、飲食業界を中心にネット上で商品の出品や仕入れを完結できる同社のビジネスが拡大しています。

どんなことをしている会社なの?

同社は飲食店やホテル・旅館等の「仕入れたい」側と、農畜産業者や食品加工業者等の「供給したい」側をネット上で繋げるというインターネットマーケットプレイス事業をビジネスモデルとしています。

利用したい企業から有料登録料を頂戴することで情報提供を行い、相互の売買取引を仲介することで手数料を頂戴するという形をとっています。個人の方は利用できないため知名度は低い会社ですが、同業界では着実にシェアを伸ばしています。

事業として食品専門の「Mマート」と在庫処分等に利用できる「卸・卸売市場他」と、食品以外の「Bnet」と在庫処分等に利用できる「ソクハン」の4サイトを運営しています。

同社は数々の飲食店を経営してきた現社長の村橋孝嶺氏が2000年によって創業されました。飲食店の経営していた際に感じていた仕入れの難しさを解消することが同社のビジネスモデルに繋がっています。

村橋社長は1936年生まれで2018年は82歳と非常に高齢であるが、独学でネットのノウハウを蓄積し64歳のときに同社を創業させました。今回の上場によってギネス記録になることでしょう。

売上や成長性は?

 

20131月期

20141月期

20151月期

20161月期

20171月期

売上高(千円)

240,551

286,628

357,485

427,596

532,109

経常利益(千円)

511

16,673

1,753

19,534

52,880

当期純利益(千円)

692

8,457

10,029

13,284

31,714

純資産額 (千円)

25,429

33,887

43,380

70,258

101,973

BPS(円)

21.19

28.24

36.15

35.27

51.19

EPS(円)

0.58

7.05

8.36

8.32

15.92

自己資本比率(%)

22.9

23.8

20.5

29

32.1

ROE(%)

28.5

26

36.8

配当性向(%)

同社の業績推移ですが、利益についてはシステム強化等への費用負担があるため赤字の決算期もありますが、売上高については5期連続で増収となっています。上場後以降は売上利益ともに大幅な拡大が見込めます。

公募株数

総数587,400株             (内、公募453,400株、売出134,000株)

OA

88,100

発行済み株数

2,445,400

想定価格

1,190円(100株単位・12万円)

仮条件

1,140円 ~1,240

初値予想

2,500円~4,500

想定PER

92

想定PBR

5

配当利回り

未定

想定時価総額

29億円

今回の上場にあたっての吸収金額は8億円ほどと非常に小さく、初値高騰の期待を持てそうです。また同社は2018年の事業会社IPOの初陣を飾るため、大幅なご祝儀上場となることが想定されます。

株主名

保有割合

ロックアップ

村橋 純雄

43.90%

90日間

合同会社エムホールディングス

20.00%

90日間

宇井 裕希乃

12.30%

90日間

九谷田 登志恵

10.50%

90日間

村橋 伸繁

6.00%

90日間

村橋 勝子

6.00%

90日間

相地 朱美

1.20%

90日間

同社の上場前株主構成は7名しかおらず、社長の村橋氏が筆頭株主に資産管理会社と役員・従業員という構成になっています。今回の売出分の134,000株は村橋社長と取締役の宇井氏・九谷田氏、資産管理会社のエムホールディングスの4者が引き受けています。

今回の新規発行によって調達する約5億円はシステム開発に当たっての人材採用費用等の運転資金に充てられる予定です。

どうやって&どこで新規上場銘柄を買えるの?

今回の「Мマート」の取り扱い証券会社を以下にまとめましたので参考にしてください。

 

証券会社名

割当率

株数

主幹事

みずほ証券

幹事

大和証券

SMBC日興証券

岡三証券

マネックス証券

SBI証券

今回は中小型案件で強みを持つ大手証券のみずほ証券が主幹事を務めております。

今回は株主数が必要となる案件のため、配分は非常に少ない「プレミアチケット」となるでしょう。積極的に申し込んでいきたいものです。

著者のまとめ

同社が2018年の事業会社IPOの初陣となります。インターネットを活用したビジネスでも「BtoB」に特化している点は機関投資家好みの銘柄といえます。

同社の村橋社長は御年82歳という年齢でありながらもバイタリティーを持って同社を上場までに持ってきた点は高い評価を与えられるでしょう。

実際村橋社長自身が経験してきた「仕入れの難しさ」という点を解消するプラットフォームということもあり、ターゲットがしっかりしている点は上場後の高い成長性にも期待できます。

上場が非常に待ち遠しい銘柄です。

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