【4381】ビープラッツ新規上場で気になる株価は!?

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2018年4月4日に東証マザーズ市場へ上場する「ビープラッツ」について概要と期待度を見ていきたいと思います。

ビープラッツの上場日は!?期待度は?

企業名 ビープラッツ
上場市場 東証マザーズ市場
銘柄コード 4381
事業内容 継続課金の販売・管理プラットフォームの提供
所在地 東京都千代田区
設立 2006年
従業員 41名
会社HP http://www.bplats.co.jp/
監査法人 トーマツ
上場日 2018年4月4日(水)
主幹事 野村證券
BB期間 2018年3月15日(木)~2018年3月22日(木)
価格決定日 2018年3月23日(金)
購入申込期間 2018年3月27日(火)~2018年3月30日(金)

 

同社はネット上での継続課金に必要な販売管理システムを提供している企業です。

 

近年クラウドサービスが拡充している中、サービスの内容の多様化と継続課金サービスが増加しており、複数のシステムによってサイト運営をしている企業向けに、ワンストップでサブスクリプションサービスを利用できるプラットフォームを提供しています。

 

大手企業との取引も多く、成長が期待できそうなIPOです。

 

どんなことをしている会社なの?

同社は2006年に東京都港区で創業し、販売課金プラットフォームをクラウド上で提供するサービスを創業当初より提供してきました。通常小売業者やネットサービス業者は商品の「卸売」と「販売」部分におけるシステムを別々に導入していることが多く、システムの連携に大きなコストをかけてきたことがありました。

 

同社はこれらのシステムをワンストップで提供できるエコシステムを開発し、提供しています。

 

また小売業者のみならず、フレッツ光等の通信サービスの契約から契約変更といった様々な事務作業を自社開発のシステムで提供することができるため、富士通やデル等の大手企業からの導入実績を有しています。

 

規制緩和による電気・ガス等の利用料課金サービスやカーシェア等のシェアリングエコノミー関連でも同社のプラットホームを活用できる可能性を踏まえると、高い伸び代があります。

 

同社は現社長で大手商社出身の藤田健治氏によって創業され、外部からの資金調達によって成長してきました。今回のIPOによってよりパブリックな会社へ展望を遂げます。

 

売上や成長性は?

  2013年3月期 2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期
売上高(百万円) 342 225 249 364 505
経常利益(百万円) △35 4 7 16 △29
当期純利益(百万円) △36 4 3 12 △31
純資産額 (百万円) 108 112 116 128 97
BPS(円) △12,079 △11,987 △11,913 △583 △615
EPS(円) △756 92 74.00 13 △32
自己資本比率(%) 45.3 73.8 58.2 43.5 28
ROE(%) 3.9 3.1 10.1
配当性向(%)

 

同社の業績推移ですが、まだまだ成長段階にあると言えます。配当についても内部留保を優先するため無配が予想されています。

公募株数 総数150,000株             (内、公募100,000株、売出50,000株)
OA分 22,500株
発行済み株数 1,109,480株
想定価格 1,860円(100株単位・19万円)
仮条件 1,950円~2,200円
初値予想 2,500円~4,500円
想定PER 約-倍
想定PBR 約8倍
配当利回り なし
想定時価総額 21億円

 

今回の上場にあたっての吸収金額は3.2億円と非常に小さい初値暴騰銘柄の匂いが漂っています。ただし大株主にファンド系が多い点が気になります。

株主名 保有割合 ロックアップ
Globis Fund III, L.P. 22.20% 90日間or1.5倍
藤田健治 15.23% 90日間
東京センチュリー(株) 14.33% 90日間
篠崎明 9.05% 90日間
宮崎琢磨 9.05% 90日間
Globis Fund III(B), L.P. 6.24% 90日間or1.5倍
(株)Showcase Capital 3.58% 90日間
NVCC8号投資事業有限責任組合 3.58% 90日間or1.5倍
(株)ネットワールド 2.94% 90日間
Growth Tree Ltd 1.79% 90日間

 

同社は投資ファンドのグロービス系VCが大株主で、その他上場会社やファンドが多く出資しています。売出はグロービスと藤田社長、宮崎氏の計4者によって行われ、50000株となっています。

 

売出後も大株主にファンドや上場会社が存在するため、ロックアップが外れた後は少々気をつけたほうが良いでしょう。

 

公募によって調達する1.7億円は全額サブスクリプション関連のシステム開発費に使われる予定です。

 

どうやって&どこで新規上場銘柄を買えるの?

今回の「ビープラッツ」の取り扱い証券会社を以下にまとめましたので参考にしてください。

  証券会社名 割当率 株数
主幹事 野村證券 85.00% 127,500株
幹事 みずほ証券 6.00% 9,000株
SMBC日興証券 2.00% 3,000株
SBI証券 2.00% 3,000株
マネックス証券 2.00% 3,000株
いちよし証券 1.00% 1,500株
エース証券 1.00% 1,500株
丸三証券 1.00% 1,500株

 

今回は業界大手の野村證券が主幹事です。ネット証券でも申し込めますが、取得は大いに難しいでしょう。業種としても人気が出そうなため楽しみです。

著者のまとめ

2018年の序盤のIPOの中でも大きく値上がりが期待できそうな会社であると言えそうです。業績はこれからの会社ですが、IPO投資においては業績が伴って行くこと前提で大いに暴騰する可能性を秘めています。

 

上場時の株数の少なさも初値高騰には好材料であり、ぜひ全力投資をしたいものです。

 

株式市場は世界的要因で大きく動いていますが、IPO投資には影響のない状態ですので自信を持って参加していきたいです。

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