【6575】ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス新規上場で気になる株価は!?

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2018年4月10日に東証マザーズ市場へ上場する「ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス」について概要と期待度を見ていきたいと思います。

ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングスの上場日は!?

企業名 ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス
上場市場 東証マザーズ市場
銘柄コード 6575
事業内容 人材紹介事業、メンタルヘルスケア事業
所在地 東京都港区
設立 1990年
従業員 111名
会社HP https://www.humanassociates.com/
監査法人 新日本
上場日 2018年4月10日(火)
主幹事 大和証券、SMBC日興証券
BB期間 2018年3月26日(月)~2018年3月30日(金)
価格決定日 2018年4月2日(月)
購入申込期間 2018年4月3日(火)~2018年4月6日(金)

同社は専門性の高い人材の紹介斡旋事業とメンタルヘルスケア事業等の子会社を有する持株企業です。

転職市場が活況の中、同社はハイスペック人材に特化した人材紹介を行うことで高収益を生み出しています。また近年の企業における福利厚生の一環としてメンタルヘルスが持ち上げられています。特に昨今の労働安全衛生法において、「50人以上の労働者を抱える事業者」は「年1回のストレスチェック」を行うことが義務付けされており、同社のビジネスに大きな追い風となっています。

どんなことをしている会社なの?

同社は1990年に創業し、1996年にヘットハンティング型の人材紹介事業を開始しました。また2000年にメンタルヘルスケア事業を子会社にて開始し、現在に至ります。

メイン事業の1つである「人材紹介事業」は、経営層やシニアマネジメント層など、企業経営におけるノウハウを有したハイスペック人材や、バイリンガル等の国際的人材に特化した人材紹介を行っています。

これらの人材の平均年収が1000万円を大きく超えてくるため、1件の成約で大きな収益となります。

またもう一つのメイン事業である「メンタルヘルスケア事業」は、昨今のストレスチェック義務付け法案によって、大企業中心に依頼を受けています。2017年3月時点で484社の導入が進んでいます。

今回は資金調達等を行いながら事業拡大を図っていく予定です。

売上や成長性は?

  2013年3月期 2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期
売上高(百万円) 118 67 124 1,542 1,676
経常利益(百万円) 51 1 60 195 229
当期純利益(百万円) 36 1 45 103 113
純資産額 (百万円) 172 165 193 449 534
BPS(円) 130,080 120963 140,974.00 164.00 195.00
EPS(円) 27,170 523 32,599.00 38 41
自己資本比率(%) 63.6 63.8 72.8 51.8 52.1
ROE(%) 22.2 0.4 24.9 25.8 23
配当性向(%) 22.1 1160.8 18.4 257 19.9

同社の業績推移ですが、2016年3月期から連結決算となったため業績が急拡大していますが、まだまだ成長過程にあります。配当についてはファンド傘下に入ってきたこともありこれまでも配当を出してきましたが、上場後は連結配当性向を30%程度で配当を出していく意向です。

公募株数 総数984,000株             (内、公募214,000株、売出770,000株)
OA分 147,600株
発行済み株数 2,952,000株
想定価格 1,040円(100株単位・10万円)
仮条件 1,040円~1,170円
初値予想 1,500円~2,500円
想定PER 約27倍
想定PBR 約4倍
配当利回り 約1.1% 
想定時価総額 31億円

今回の上場にあたっての吸収金額は11.7億円と中規模で、大暴騰とまでは行かないでしょう。また大株主がファンドである点が気になるところです。

株主名 保有割合 ロックアップ
大和PIパートナーズ(株) 65.42% 180日間
渡部 昭彦 15.17% 180日間
神沢 裕 7.76% 180日間
ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス(株) 1.44%  
髙橋 英樹 1.02% 180日間
大松 尊 0.92% 180日間
阿部 正之 0.85% 180日間
Knight Maxwell Cameron 0.52%  
Germantsis Nicholas 0.52%  
中田 陽一 0.49% 180日間

同社は今回の共同主幹事証券である大和証券の子会社である「大和PIパートナーズ」が同社株の65%を有しています。同社の上場は大和証券の間接的子会社による上場ともなりうるため、公開価格決定等の主幹事業務は「SMBC日興証券」に一任しています。そのため異例の対応が取られています。

売出は筆頭株主の「大和PIパートナーズ」のみで77万株となっています。

売出後も大和PIパートナーズが筆頭株主ですが、180日のロックアップがかかっているため、ファンドの売却ラッシュは起きにくいでしょう。

公募によって調達する2.2億円はシステム投資とメンタルヘルスケア事業における顧客の個人情報保護のためのセキュリティ対策に使われる予定です。同社は以前メンタルヘルスケア事業においてコンピュータウイルスに掛かった経験があり、公募資金を活用して情報漏洩に努めます。

どうやって&どこで新規上場銘柄を買えるの?

今回の「ヒューマン・アソシエイツ・ホールディングス」の取り扱い証券会社を以下にまとめましたので参考にしてください。

  証券会社名 割当率 株数
主幹事 大和証券 88.06% 866,500株
SMBC日興証券 9.80% 96,400株
幹事 みずほ証券 0.43% 4,200株
SBI証券 0.43% 4,200株
いちよし証券 0.33% 3,200株
岩井コスモ証券 0.33% 3,200株
岡三証券 0.21% 2,100株
東海東京証券 0.21% 2,100株
東洋証券 0.21% 2,100株

今回は大和証券とSMBC日興証券が主幹事です。業種としては人気が出そうな業種と言えましょう。

著者のまとめ

人材とメンタルヘルスという現代社会にぴったりな企業の上場となります。業績としては発展途上ですが、上場を機に社会的信用度が増すことになり、非常に面白そうな動きになることが想定されます。

全力で投資していきたいものです。

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