【4394】エクスモーション新規上場で気になる株価は!?

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2018726日に東証マザーズ市場へ上場する「エクスモーション」について概要と期待度を見ていきたいと思います。

エクスモーションの上場日は!?期待度は?

企業名

エクスモーション

上場市場

東証マザーズ市場

銘柄コード

4394

事業内容

システムおよびソフトウェアに対するテクニカルコンサルティングおよびエデュケーションサービス

所在地

東京都品川区

設立

2008年

従業員

49名

会社HP

https://www.corporate.exmotion.co.jp/

監査法人

新日本

上場日

2018年7月26日(木)

主幹事

SBI証券

BB期間

2018年7月9日(月)~2018年7月13日(金)

価格決定日

2018年7月17日(火)

購入申込期間

2018年7月19日(木)~2018年7月24日(火)

同社は組み込みシステム開発に対するコンサルティング・教育・人材育成等を行う企業です。

東証1部上場のSIerグループ「ソルクシーズ」の主要子会社として、自動車産業を中心とした課題解決型コンサルティングを展開しており、今回は親子上場となります。

特にロボットや自動車関連の組み込みソフト開発を自社で行おうとする企業が多い一方で、専門的なスキルを持ったSIが少ないという現実があるため、同社のノウハウが必要とされることが見込まれます。

どんなことをしている会社なの?

(参照:https://www.corporate.exmotion.co.jp/business/

同社は2008年に現在東証1部上場のソルクシーズの子会社として創業しました。元々金融機関向けSIに強みを持っていたソルクシーズですが、案件ビジネスという変動性の高い事業と、安定収益を見込めるストック型ビジネスの二本柱で行っていく中同社が誕生しました。

同社のビジネスモデルは、主に自動車やロボット、医療機器等の「組込みソフトウェア」の品質改善に特化したコンサルティングが主軸です。高度化が起きている業界において、これらのシステム開発スキル等の高いノウハウを有していないがために苦慮している企業が多くあります。

同社はこれらの企業をコンサルティング、研修や人材育成によって安定的な収益を相手企業より受け取ります。双方にとってWin-Winの関係ができるモデルとなっています。

親子上場に至った経緯は、より高度化してくる同ビジネス業界動向を踏まえ、優秀な人材の確保のための知名度、資金の確保に努めるためです。

売上や成長性は?

 

2013年11月期

2014年11月期

2015年11月期

2016年11月期

2017年11月期

売上高(百万円)

418

503

584

622

694

経常利益(百万円)

61

127

166

124

126

当期純利益(百万円)

39

76

103

81

85

純資産額 (百万円)

83

150

238

308

368

BPS(円)

459,087

834,962

1,323,305

16,512

19,766

EPS(円)

216,758

423,876

573,343

4,393

4,584

自己資本比率(%)

37

54.1

69

81.4

82.8

ROE(%)

59

65.5

53

29.7

25.3

配当性向(%)

22

20

20

30

31

同社の業績は右肩上がりで成長しています。売上高は5期連続増収で、利益は優秀人材の確保等にコストがかかっていることもあり、横ばいとなっていますが、着実な成長を遂げています。また配当政策は内部留保を行いつつも配当を出して行く予定です。配当性向は30%前後となっています。

公募株数

総数364,000株             (内、公募200,000株、売出164,000株)

OA分

54,600株

発行済み株数

1,250,000株

想定価格

3,200円(100株単位・32万円)

仮条件

未定

初値予想

4,500円~6,000円

想定PER

約47倍

想定PBR

約4倍

配当利回り

0.65%

想定時価総額

40億円

今回の上場にあたっての吸収金額は13億円と中規模です。一方時価総額が40億円となっており、初値高騰が大いに望めます。

株主名

保有割合

ロックアップ

(株)ソルクシーズ

71.2%

90日間

林公認会計士事務所

7.9%

 

渡辺 博之

7.5%

90日間

芳村 美紀

5.9%

90日間

井山 幸次

3.6%

90日間

三輪 有史

0.6%

 

斎藤 賢一

0.6%

 

小濱 宗隆

0.6%

 

井上 一郎

0.4%

 

高橋 久憲

0.4%

 

同社の大株主は親会社のソルクシーズです。その他同社の役員で構成されています。ソルクシーズ社と一部役員に対してはロックアップが90日間設けられているため、上場後の値崩れはしにくいと言えます。

今回の売出はソルクシーズ社と上位株主の4者、計16.4万株です。

公募によって調達する5.8億円は同社ビジネスにおける人材採用費や付随コスト、セキュリティールームの賃料、広告宣伝費等に充てられる予定です

どうやって&どこで新規上場銘柄を買えるの?

今回の「エクスモーション」の取り扱い証券会社を以下にまとめましたので参考にしてください。

 

 

株数

割当率

主幹事

SBI証券

-株

-%

幹事

みずほ証券

-株

-%

SMBC日興証券

-株

-%

岡三証券

-株

-%

マネックス証券

-株

-%

藍澤證券

-株

-%

岩井コスモ証券

-株

-%

東洋証券

-株

-%

極東証券

-株

-%

エイチ・エス証券

-株

-%

むさし証券

-株

-%

今回はネット証券のSBI証券が主幹事です。直近SBI証券の主幹事件数が増えていますが、今回の上場については同社の親会社であるソルクシーズの筆頭株主でもあるSBIホールディングスが面倒を見る形となっています。抽選での当選確率がありますので申し込む価値があります。

著者のまとめ

組み込みシステム開発へのコンサルティングやトレーニングといった上場案件としては期待されやすいビジネスモデルと言えます。

今回の上場を機に知名度を高めて行くことが予想されるため、中長期的にも楽しみな会社であると言えます。上場が非常に楽しみです。

エクスモーション株価、PTS株価、ADR株価はこちら

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