【7039】ブリッジインターナショナル新規上場で気になる株価は!?

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2018年10月3日に東証マザーズ市場へ上場する「ブリッジインターナショナル」について概要と期待度を見ていきたいと思います。

ブリッジインターナショナルの上場日は!?期待度は?

企業名 ブリッジインターナショナル
上場市場 東証マザーズ市場
銘柄コード 7039
事業内容 インサイドセールスに関するアウトソーシング受託業務を主軸にした法人営業改革支援等
所在地 東京都世田谷区
設立 2002年
従業員 400名
会社HP http://bridge-g.com/
監査法人 EY新日本
上場日 2018年10月3日(水 )
主幹事 SMBC日興証券
BB期間 2018年9月14日(金)~2018年9月21日(金)
価格決定日 2018年9月25日(火)
購入申込期間 2018年9月26日(水)~2018年10月1日(月)

同社は法人向けの営業支援を行うアウトソーシング企業です。

営業コンサルティング事業はIPO市場でも人気な業種のため、上場が楽しみな企業です。

どんなことをしている会社なの?

(参照:http://bridge-g.com/service/)

同社は2002年に日本IBM出身者によって設立されました。

創業以来BtoBのインサイドセールスの提案によるソリューションサービスを展開しています。インサイドセールスは顧客に対して訪問せず、電話やメールを用いて営業活動を行うセールス方法のことを指し、付随して同社のシステム導入を進めています。

営業戦略立案のコンサルティングサービスや営業向けのクラウドシステムの開発提供を行っております。アウトソーシングサービスが世界的に主流になってきており、直近従業員を増やしています。

有能な人材がものを言う業界のため、IPOによる信用力強化で人材の確保に努めていきます。ただし上場時点で400人の従業員を抱えており、業界の中でも名の知れた存在ではあります。

今後はAIを活用したサービス強化とクラウドサービス事業の強化が見込まれます。

売上や成長性は?

2013年12月期 2014年12月期 2015年12月期 2016年12月期 2017年12月期
売上高(百万円) 2,074 2,336 2,421 2,522 2,786
経常利益(百万円) 200 288 173 228 297
当期純利益(百万円) 113 101 100 138 197
純資産額 (百万円) 584 686 786 926 1,122
BPS(円) 40,174 47,163 54,060 636 772
EPS(円) 7,744 6,916 6,901 95 135
自己資本比率(%) 46 52 58 63 66.5
ROE(%) 21 16 14 16.2 19.2
配当性向(%)

同社の業績は順調に伸びています。人材確保も寄与し、売上高を年々伸ばしています。また利益面ではコスト先行になっているものの、直近5期はしっかりと利益を出しています。配当政策については、目下の業容拡大のため当面無配を予定しています。今後安定した業績が構築できた際に配当を出していく予定です。

公募株数 総数305,800株             (内、公募205,800株、売出100,000株)
OA分 45,800株
発行済み株数 1,660,500株
想定価格 2,090円(1株単位・21万円)
仮条件 2,090円~2,310円
初値予想 3,000円~3,500円
想定PER 約18倍
想定PBR 約2倍
配当利回り なし
想定時価総額 35億円

今回の上場にあたっての吸収金額は7億円と小さく、時価総額も35億円とIPOとしては小さいサイズです。上場時の地合いも悪くなく初値高騰が十分狙えます。

株主名 保有割合 ロックアップ
吉田 融正 44.99% 180日間
(株)ミロク情報サービス 11.00% 180日間
オリックス(株) 4.89% 180日間
(株)愛媛銀行 4.13% 180日間
荒川 恵介 3.83% 180日間
パーソルキャリア(株) 2.44% 180日間
宮腰 渉 2.33% 180日間
塩澤 正枝 1.81% 180日間
ブリッジグループ従業員持株会 1.66% 180日間
大平 善彦 1.47% 180日間

大株主は代表取締役社長の吉田融正氏が筆頭株主で、同社株の45%を保有しています。取締役も保有していますが、上場会社のミロク情報サービスやオリックス、パーソルキャリアが名を連ねており、上場前より出資している点から同社に対する信用力が伺えます。

売出はミロク情報サービスのみ応じており10万株を売り出します。売出によってオリックスと並び第2位となります。今回は大株主に180日ロックアップがかかっているため、大株主によるエグジットリスクが非常に少ないです。

IPO投資家としては初値が上がる要因ですので非常に楽しみです。

公募によって調達する3.9億円は、デジタルインサイドセールスのためのAI開発資金および広告宣伝費、エンジニア中心の人材採用費に充てられる予定で、前向きな投資のためのIPOです。

どうやって&どこで新規上場銘柄を買えるの?

今回の「ブリッジインターナショナル」の取り扱い証券会社を以下にまとめましたので参考にしてください。

割当率 株数
主幹事 SMBC日興証券 91.35% 321,200株
幹事 SBI証券 3.47% 12,200株
マネックス証券 2.59% 9,100株
エース証券 2.59% 9,100株

今回はSMBC日興証券が主幹事を務めています。その他はSBI証券とマネックス証券といったネット証券が幹事に名を連ねています。ただし株数は非常に少ないため獲得は難しいでしょう。

著者のまとめ

非常に初値が楽しみな案件となりそうです。

営業においては飛び込み訪問が通用しなくなっており、電話やメール、DMによるインサイドセールスが主流になりつつあります。同社は早くから同ビジネスに取り組み市場でのシェアを獲得すべく人材採用を行っています。

IPOは投資家にとって楽しいイベントであると同時に、企業側はパブリックな企業として信用力の向上につなげることができます。本案件は双方にとってWin-WinなIPOであるといえます。

このIPOについては全力で取り組みたいです。

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