【7050】フロンティアインターナショナル新規上場で気になる株価は!?

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2019年2月28日に東証マザーズ部市場へ上場する「フロンティアインターナショナル」について概要と期待度を見ていきたいと思います。

フロンティアインターナショナルの上場日は!?期待度は?

企業名 フロンティアインターナショナル
上場市場 東証マザーズ市場
銘柄コード 7050
事業内容 イベント・PRや店頭販売等の総合プロモーション事業
所在地 東京都渋谷区
設立 1990年
従業員 192名
会社HP http://www.frontier-i.co.jp/
監査法人 EY新日本
上場日 2019年2月28日(木)
主幹事 SMBC日興証券
BB期間 2019年2月13日(水)~2019年2月19日(火)
価格決定日 2019年2月20日(水)
購入申込期間 2019年2月21日(木)~2019年2月26日(火)

同社はプロモーションの企画や運営を行う企業です。

企業や団体が行うイベントやキャンペーン活動のプロモーション支援や、制作・運営を手掛けるビジネスをしています。

同業の上場会社がいくつかありますが、着実に成長している市場であるため上場後に期待したいところです。

どんなことをしている会社なの?

(参照:http://www.frontier-i.co.jp/works/tokyo-girls-collection/)

同社は1990年にイベントのプロモーション支援を目的として創業者・河村康宏が東京・六本木にて創業した会社です。

創業前より大型の展示イベントに関わることが多く、創業来、販売促進キャンペーンや企業からの展示イベントの企画・運営を担っています。

同社が行ってきた事例としては、「東京ガールズコレクション」が挙げられます。有名なモデルを動員し史上最大級のファッションイベントとして多くの女性に人気なイベントですが、同社は同イベントをフルカバーにて対応しています。

その他大阪万博誘致PRや東京マラソンイベントなど幅広くイベント支援を行っています。またデジタルプロモーション支援も手掛けており、企業や団体からのイベントの企画から運営までをワンストップで行える体制を構築しています。

売上や成長性は?

2014年4月期 2015年4月期 2016年4月期 2017年4月期 2018年4月期
売上高(百万円) 8,359 9,345 9,111 10,712 12,193
経常利益(百万円) 422 463 525 843 1,047
当期純利益(百万円) 243 256 316 504 714
純資産額 (百万円) 1,466 1,719 2,008 2,517 3,212
BPS(円) 67,606 79,257 92,581 606 775
EPS(円) 11,225 11,821 14,557 117 172
自己資本比率(%) 45.6 48.1 54.3 54.1 56
ROE(%) 18 16.1 16.9 21.9 24.9
配当性向(%) 6.2 5.9 5.2 5.2 4.2

業績については着実な成長を見せています。2016年4月期は一時的に減収となっていますが、経常利益は5期連続増益です。配当については内部留保を行いつつ配当を出していく方針です。上場前でも配当は出しており、配当利回りは0.3%程度でした。

公募株数 総数769,600株             (内、公募171,600株、売出598,000株)
OA分 115,400株
発行済み株数 4,353,000株
想定価格 2,290円(100株単位・23万円)
仮条件 2,290円~2,410円
初値予想 3,000円~4,500円
想定PER 約14倍
想定PBR 約3倍
配当利回り 約0.3%
想定時価総額 100億円

今回の上場にあたっての吸収金額は20億円で、時価総額が100億円とマザーズとしては中規模案件です。事業としては着実に伸びている会社であり、PERは13倍程度と過度な水準ではないため、堅調な株価が予想されます。

株主名 保有割合 ロックアップ
河村 康宏 62.51% 180日間
渡邊 伸一郎 13.40% 180日間
古井 貴 13.40% 180日間
三晃繊維工業(株) 4.47% 180日間
宗像 恒和 3.57% 180日間
江口 貴宣 0.63% 180日間
松本 正樹 0.54% 180日間
野口 光幸 0.45% 180日間
乗松 正 0.31% 180日間
(株)シュン・トクラ・アンド・アソシエイツ 0.22% 継続保有

同社の大株主は創業者である河村康宏氏で、63%を保有しています。また役員および従業員で株式が保有されています。

売出は河村社長と渡邊氏、古井氏の3名で、59.8万株の売出です。大株主の大半には上場後180日のロックアップがかかっています。公募株を取得した方以外で大きく売却されるリスクが低いため、思っている以上に株価が上昇する可能性があります。

公募によって調達する3.5億円は事業拡大のための人件費及び採用費や本社オフィスの増床のための費用に充てる予定です。事業としては大型イベントに対応できる人材やノウハウを有した人材の確保は必要不可欠であり、上場を機に知名度向上を含めた企業アピールをしていく方針です。

どうやって&どこで新規上場銘柄を買えるの?

今回の「フロンティアインターナショナル」の取り扱い証券会社を以下にまとめましたので参考にしてください。

割当率 株数
主幹事 SMBC日興証券 91.34% 808,400株
幹事 SBI証券 3.47% 30,700株
みずほ証券 1.73% 15,300株
マネックス証券 1.73% 15,300株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 1.73% 15,300株

今回はSMBC日興証券が主幹事を務めます。その他メガバンク系証券とネット証券のSBIとマネックスが名を連ねます。今回の公募株数は多くないため獲得は難しいでしょう。まとまった株数の獲得は難しいため、市場での買い付けとなる方が多くなるでしょう。

著者のまとめ

東京ガールズコレクション等数多くのイベントを手掛けている同社は、IPOを機に知名度向上と大型イベントの受注の強化に努めていく方針です。

プロモーション支援事業を行っている上場会社はありますが、いずれも安定した動きを見せており、同社についても安定成長が見込めそうです。

株価変動が多い2019年初頭ですが、IPOの動きは引き続き堅調であるため、同社の値動きにも期待できそうです。

フロンティアインターナショナル株価、PTS株価、ADR株価はこちら

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