【7063】エードット新規上場で気になる株価は!?

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2019年3月29日に東証マザーズ市場へ上場する「エードット」について概要と期待度を見ていきたいと思います。

エードットの上場日は!?期待度は?

企業名 エードット
上場市場 東証マザーズ市場
銘柄コード 7063
事業内容 セールスプロモーションやPR、クリエイティブ等の企画・制作・実施運営を行うブランディング事業
所在地 東京都渋谷区
設立 2012年
従業員 72名
会社HP https://a-dot.co.jp/
監査法人 A&Aパートナーズ
上場日 2019年3月29日(金)
主幹事 みずほ証券
BB期間 2019年3月12日(火)~2019年3月18日(月)
価格決定日 2019年3月19日(火)
購入申込期間 2019年3月20日(水)~2019年3月26日(火)

同社はセールスプロモーションおよびプロモーションサービスを行う会社です。

SNSやデジタルコンテンツを活用したプロモーション活動を強みとしており、現代において強みを持った企業であるといえます。

どんなことをしている会社なの?

(参照:https://a-dot.co.jp/)

同社は2012年に農業ブランドプロモーションを始めとするPR活動に従事していた伊達晃洋氏によって設立されたPR会社です。

商品やサービスの売り上げ拡大を目的としたセールスプロモーションサービスと顧客商品サービスが注目を受けるためのPR戦略立案を担うPRサービスをメインに手掛けている会社です。

近年はテレビやラジオ、新聞といった旧来型のメディアではなく、スマートフォン等のデジタルコンテンツが重要なメディアとなっており、同社は創業来「デジタルコンテンツ」向けに強化したセールスプロモーションサービスを行っています。

上場時点で同社含め子会社7社、計8社で同ビジネスを行っており、子会社では人材サービスやコンサルティングサービス、クロスボーダーブランディング等を幅広く手掛けています。

デジタルコンテンツ以外にも、ローソンのおにぎりブランド「おにぎり屋」のリブランディングを担当し、ロゴデザインやPOP、カラーなど全面的にプロモーションを手掛けた実績があります。

同社取締役には元ローソン社長で、現在デジタルハーツHDCEOの玉塚元一氏がおります。

売上や成長性は?

2014年6月期 2015年6月期 2016年6月期 2017年6月期 2018年6月期
売上高(百万円) 172 301 516 826 1,452
経常利益(百万円) 7 17 47 105 123
当期純利益(百万円) 5 13 35 74 87
純資産額 (百万円) 10 23 68 197 294
BPS(円) 33,017 73,030 2,085 114 169
EPS(円) 18,222 40,987 1,089 45 50
自己資本比率(%) 14.5 15.8 30.2 45.4 47.8
ROE(%) 76.2 77.6 76.6 37.3 35.4
配当性向(%)

業績については、5期連続の増収増益で好調です。毎期倍の勢いで業績を伸ばしているため、上場後も引き続きの成長が見込めそうです。配当については当面無配とし、内部留保を新規事業に充てることを想定されています。

公募株数 総数600,000株             (内、公募550,000株、売出50,000株)
OA分 90,000株
発行済み株数 2,319,000株
想定価格 1,010円(100株単位・10万円)
仮条件 1,010円~1,110円
初値予想 1,500円~1,800円
想定PER 約27倍
想定PBR 約3倍
配当利回り なし
想定時価総額 23億円

今回の上場にあたっての吸収金額は7億円で、時価総額が23億円とマザーズとしては小規模です。黒字企業であり、流動株の少なさから大きく値を上げていく可能性があります。

株主名 保有割合 ロックアップ
伊達 晃洋 61.02% 180日間
(有)T 14.65% 180日間
仲亀 敦 4.64%
(株)ワンセンチュリーカンパニー 3.66%
エードット社員持株会 2.15%
瓜生 健太郎 1.83% 継続保有
牧野 圭太 1.76%
玉塚 元一 0.73% 180日間
小野川 翼 0.73%
吉田 光志 0.73%

同社の大株主は創業者である伊達社長で同社株の61%を保有しています。第2位には伊達社長の資産管理会社である「有限会社T」で15%を保有するため、伊達社長は実質同社株の3分の2を保有するオーナーです。

その他従業員および役員が株主に連ねますが、取締役の玉塚氏も株式を保有しています。

売出は伊達社長のみで、5万株の売出です。大株主には180日のロックアップが掛かっており、一部株主には継続保有の条件が付いています。上場後のエグジットリスクは非常に少ない案件です。

公募は5億円の資金調達で、オフィス移転のための費用と人材採用費、金融機関からの借入返済等々に充てられる予定です。

どうやって&どこで新規上場銘柄を買えるの?

今回の「エードット」の取り扱い証券会社を以下にまとめましたので参考にしてください。

割当率 株数
主幹事 みずほ証券 86.96% 600,000株
幹事 SMBC日興証券 3.91% 27,000株
SBI証券 3.91% 27,000株
エース証券 1.30% 9,000株
いちよし証券 1.30% 9,000株
マネックス証券 0.87% 6,000株
岡三証券 0.87% 6,000株
岩井コスモ証券 0.87% 6,000株

今回の主幹事はみずほ証券を務めます。幹事会社は中堅証券会社を中心に連ねていますが、株数が非常に少ないため、獲得は難しいでしょう。

著者のまとめ

セールスプロモーション関連の銘柄の動きは好調です。ネット広告や動画配信などが普及している今日においては、デジタルデバイスを活用したセールスプロモーションは必要不可欠であり、企業活動においては重要になってきています。

同社は創業来時代に合わせたセールスプロモーションを行ってきた実績があるため、上場後も安定した成長を見せることが想定されます。

大化けするような銘柄ではないですが、順調に業績を伸ばしていくことが想定されます。

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