【7067】ブランディングテクノロジー新規上場で気になる株価は!?

[ スポンサードリンク ]

[ スポンサードリンク ]

2019年6月21日に東証マザーズ市場へ上場する「ブランディングテクノロジー」について概要と期待度を見ていきたいと思います。

ブランディングテクノロジーの上場日は!?期待度は?

企業名 ブランディングテクノロジー
上場市場 東証マザーズ市場
銘柄コード 7067
事業内容 インターネットを利用した各種情報提供サービス、広告業および広告代理店業、インターネットホームページの企画立案、開発、管理及びそれに附帯する業務
所在地 東京都渋谷区
設立 2001年
従業員 244名
会社HP https://www.branding-t.co.jp/
監査法人 あずさ
上場日 2019年6月21日(金)
主幹事 SBI証券
BB期間 2019年6月4日(火)~2019年6月10日(月)
価格決定日 2019年6月11日(火)
購入申込期間 2019年6月13日(木)~2019年6月18日(火)

同社はインターネットを活用した販売促進支援を行うセールスプロモーション企業です。

デジタルマーケティングやブランディングといった市場でも人気な業種の上場となります。注目度が高い上場案件となりそうです。

どんなことをしている会社なの?

(参照:https://www.branding-t.co.jp/

同社は2001年に武吉広大氏(現株式会社ファインズ)によって創業された「有限会社フリーセル」が発端で、2018年11月に現在の社名に変更しました。

創業当初は歯科医院専門ポータルサイト「歯科タウンドットコム」の運営が主でしたが、現在はインターネットを活用したブランディングやデジタルマーケティング事業を柱に成長してきました。

中小企業を中心にしたビジネス主眼を置いており、歯科医や外装工事など中小企業が多く存在する業界に特化した自社メディア運営や、Webサイトコンサルティングが同社の強みであり、2019年3月時点で約3,000社の経営サポートを行った実績があります。

上場を機に知名度や企業価値の向上につなげ、取引社数を伸ばしていく方針です。

売上や成長性は?

2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期 2017年3月期 2018年3月期
売上高(百万円) 3,799 3,888 3,860 4,204 4,667
経常利益(百万円) 61 24 18 41 114
当期純利益(百万円) △38 7 7 29 77
純資産額 (百万円) 697 704 711 705 774
BPS(円) 94,322 95,244 96,231 490 522
EPS(円) △5,091 922 988 20 53
自己資本比率(%) 39.8 37.9 40.3 42.1 46.3
ROE(%) 1 1 4.1 10.4
配当性向(%)

業績については横ばいの状況です。売上高については微増ながら伸びていますが、右肩上がりとは言えません。利益面についても発展途上にあります。配当についてはこれまでも出した実績がありませんが、上場後は内部留保との兼ね合いを考慮しつつ出していく方針です。

公募株数 総数156,200株             (内、公募126,200株、売出30,000株)
OA分 0株
発行済み株数 1,609,400株
想定価格 1,540円(100株単位・15万円)
仮条件 1,600円~1,740円
初値予想 2,800円~5,000円
想定PER 約32倍
想定PBR 約3倍
配当利回り なし
想定時価総額 25億円

今回の上場にあたっての吸収金額は2.4億円で、時価総額が25億円とマザーズとして小ぶりな上場案件です。

最近のマザーズ案件の中では小ぶりに当たるため、初値高騰が大いに見込めそうです。

株主名 保有割合 ロックアップ
(株)アズーロ 38.43% 180日間
木村 裕紀 23.75% 180日間
ジャフコ・スーパーV3共有投資事業有限責任組合 16.52% 90日間or1.5倍
100キャピタル1号投資事業有限責任組合 4.23%
(株)ベクトル 4.23%
Net Capital Partners Limited 2.65%
ブランディングテクノロジー 従業員持株会 2.03% 180日間
X Capital有限責任事業組合 2.03% 90日間or1.5倍
(株)エボラブルアジア 2.03% 90日間or1.5倍
小川 悟 0.95% 180日間

同社の大株主は木村社長の資産管理会社で、同社株の38%を有し、木村社長の個人持分の24%を合わせ同社のオーナーです。その他ジャフコを始めとするVCや上場会社のベクトルやエボラブルアジアも株主として名を連ねています。他、役員や従業員が株主となっています。

売出は木村社長とジャフコ系VCの2者で3万株の売出です。

木村社長を含めた会社関係者には180日のロックアップがかかっており、VC等には90日もしくは公募価格1.5倍のロックアップがかかっています。株価の急激な上昇によってVCのエグジットが起きるリスクがありますが、半数の株式は木村社長が有しているため、流動性の観点から上昇する可能性が高いです。

公募では1.7億円の資金調達を行い、システム投資や福岡オフィス移転費用、人材採用費用や広告宣伝費等に充てられる予定です。

今回は公募株が売出株より多く、資金調達をメインとしたIPOとなります。

どうやって&どこで新規上場銘柄を買えるの?

今回の「ブランディングテクノロジー」の取り扱い証券会社を以下にまとめましたので参考にしてください。

割当率 株数
主幹事 SBI証券 84.83% 132,500株
幹事 大和証券 4.99% 7,800株
楽天証券 1.47% 2,300株
岩井コスモ証券 1.02% 1,600株
藍澤證券 1.02% 1,600株
極東証券 1.02% 1,600株
東洋証券 1.02% 1,600株
むさし証券 1.02% 1,600株
エース証券 1.02% 1,600株
丸三証券 1.02% 1,600株
香川証券 1.02% 1,600株
おきぎん証券 0.51% 800株

今回の主幹事はネット証券大手のSBI証券が主幹事を務めます。その他大和証券を含めた10社が幹事会社として名を連ねています。香川証券やおきぎん証券といった地銀系の証券会社も幹事に名を連ねるようになりました。株式の取得は容易ではありませんが、SBI証券に口座があれば獲得できる可能性が高くなります。

著者のまとめ

インターネットを活用したブランディングやマーケティングを行う同社は、時流にのったビジネスモデルでIPO銘柄としては人気を集めそうです。

またSBI証券が主幹事を務めるため、個人投資家が多く参戦する上場となります。のちにファンド等が入ってくることを想定すると値を上げていきそうな銘柄でもありますので注目しておきたいものです。

ブランディングテクノロジー株価、PTS株価、ADR株価はこちら

[ スポンサードリンク ]

[ スポンサードリンク ]