【4476】AI CROSS新規上場で気になる株価は!?

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2019108日に東証マザーズ市場へ上場する「AI CROSS」について概要と期待度を見ていきたいと思います。

AI CROSSの上場日は!?期待度は?

企業名

AI CROSS

上場市場

東証マザーズ市場

銘柄コード

4476

事業内容

SMSメッセージングサービス、ビジネスチャットサービス、AIAnalyticsサービスの開発・提供

所在地

東京都港区

設立

2015年

従業員

27名

会社HP

https://aicross.co.jp/

監査法人

EY新日本

上場日

2019年10月8日(火)

主幹事

SBI証券

BB期間

2019年9月20日(金)~2019年9月27日(金)

価格決定日

2019年9月30日(月)

購入申込期間

2019年10月1日(火)~2019年10月4日(金)

同社は法人向けSMS配信サービスやビジネスチャットサービスを提供する会社です。

女性社長が牽引するなど、女性が活躍する企業として注目されています。法人向けの効率化を図るためのツールとしてシェアを伸ばしており、上場後も成長が期待されています。

どんなことをしている会社なの?

(参照:https://www.aixmsg.com/

同社は2015年に設立されました。同年にシステム開発ベンチャーのAOSテクノロジーズが有していたSMS双方向配信プラットフォーム「AOSSMS」とビジネスチャット「InCircle」を事業譲渡によって取得し、スタートしました。

同社の方針として「働き方改革ICT市場」をターゲットとしたサービスを展開しており、「メッセージングサービス」と「ビジネスチャットサービス」、「AI Analyticsサービス」の3サービスを提供しています。

メッセージングサービス「AIX Message SMS」は、法人向けSMS配信サービスで、企業とクライアントをSMSで繋ぐ役割を担っています。生損保や証券、サービス、公共等の企業および組織で活用されています。

また、ビジネスチャットサービス「InCircle」では、企業内の従業員同士でメッセージのやり取りができるチャットサービスとなっています。

その他、チャットサービスのデータ蓄積をAI分析によって分析し、従業員の離職リスクを可視化した「people Engagement Cloud」サービスも提供しています。

同社の社長である原田典子氏は、SAPジャパンからAOSテクノロジーズ、AOSテクノロジーズの米国支社立ち上げに関わるなど、ビジネスの最前線で活躍してきた方で、米国の多様な働き方を目の当たりにしたことから、テクノロジーを使ってビジネスの効率化を図ろうと考え、同社設立時より尽力してきています。またナンバー2の取締役も鈴木さなえ氏と、女性が牽引する会社です。

売上や成長性は?

 

2015年12月期

2016年12月期

2017年12月期

2018年12月期

売上高(百万円)

164

392

574

1,121

経常利益(百万円)

△47

△26

0

95

当期純利益(百万円)

△47

△26

3

87

純資産額 (百万円)

△20

△52

251

339

BPS(円)

△336

△878

75

101

EPS(円)

△934

△444

1

26

自己資本比率(%)

△19.7

△35.2

43.5

61.9

ROE(%)

3.1

29.6

配当性向(%)

業績は徐々に上昇してきた様子です。売上高は4期連続増収で、経常利益は直前期の201912月期で黒字に転じました。なお、201912月期の2Q20196月)時点で、売上高は637百万円、経常利益は97百万円となっています。配当はこれまで無配でしたが、引き続き内部留保の拡充のため無配を予定しています。

公募株数

総数608,500株             (内、公募450,000株、売出158,500株)

OA分

91,200株

発行済み株数

3,850,000株

想定価格

1,010円(100株単位・10万円)

仮条件

990円~1,090円

初値予想

2,000円~4,500円

想定PER

45倍

想定PBR

約5倍

配当利回り

なし

想定時価総額

39億円

今回の上場にあたっての吸収金額は7.7億円で、時価総額が39億円です。東証マザーズとしては小ぶりなIPO銘柄です。取引企業数は年々増加し201912月期2Q時点で2,023企業との取引まで増やしています。引き続き企業成長が見込めそうです。

株主名

保有割合

ロックアップ

(株)IBIサーチ

15.94%

180日間

(株)ベクトル

9.34%

90日間or1.5

SBI AI&Blockchain投資事業有限責任組合

6.57%

90日間or1.5

イノベーション・エンジン産業創出投資事業有限責任組合

6.46%

90日間or1.5

原田 典子(戸籍上の氏名 岡部 典子)

5.67%

180日間

東京電力フロンティアパートナーズ合同会社

4.12%

90日間or1.5

(株)AIB

3.51%

180日間

OS投資事業組合

3.44%

90日間or1.5

鈴木 さなえ

3.24%

180日間

アイビス新成長投資事業組合第5号

3.16%

90日間or1.5

同社の大株主には多くのファンドが名を連ねています。原田社長や鈴木取締役も一部株式をを有していますが、創業当初より多くの投資家から注目されてきたことがわかります。

今回の売出は㈱ベクトルを始め11社が行い、158,500株の売出です。

公募は4.1億円の資金調達で、システム開発のための外注費や人材の採用費、借入金の返済、広告宣伝費に充当する予定です。

今回は売出株よりも公募株が上回っています。ファンドエグジットも見られますが、次世代の成長に向けた資金調達であると言えましょう。

どうやって&どこで新規上場銘柄を買えるの?

今回の「AI CROSS」の取り扱い証券会社を以下にまとめましたので参考にしてください。

 

 

割当率

株数

主幹事

SBI証券

86.97%

608,500

幹事

SMBC日興証券

5.22%

36,500

みずほ証券

4.79%

33,500

岩井コスモ証券

0.87%

6,100

香川証券

0.87%

6,100

あかつき証券

0.43%

3,000

エイチ・エス証券

0.43%

3,000

東洋証券

0.43%

3,000

今回の主幹事はSBI証券が主幹事を務めます。その他SMBC日興証券を含めた7社が幹事を務めます。

著者のまとめ

女性活躍銘柄として注目されている同社は、初値高騰も期待できそうです。法人向けビジネスでAI活用と市場としては目が離せない銘柄となりそうです。

業績も順調に伸ばしているため、上場後も取引をしていきたい銘柄です。

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