米国市場で取引されている日本株ADRの仕組みと、MONEY BOXのADR株価の見方をまとめました。
ADR(American Depositary Receipt、米国預託証券)は、米国以外の企業の株式を、米国市場でドル建てで売買できるようにした証券です。ソニーやトヨタなど多くの日本企業のADRが米国で取引されており、MONEY BOXでは約260銘柄を掲載しています。
ADRの保有者は、元の株式と同じように配当を受け取れます(通常はドルで支払われ、預託銀行の手数料が差し引かれる場合があります)。
ADRには、企業が関与する「スポンサー付き」と、預託銀行が独自に発行する「スポンサーなし」があります。また、証券取引所(NYSEなど)に上場しているものと、店頭市場(OTC)で取引されるものがあります。
ADRの仕組みを使うと、米国の投資家は日本をはじめ世界各国の企業に、自国の株と同じ感覚でドル建てで投資できます。日本企業のADRの価格は、米国の投資家が日本企業をどう評価しているかを映す鏡でもあります。
ただし、ADRの価格は元の株価と為替(ドル円)の両方で動きます。ドル建てだからといって、為替の影響がなくなるわけではありません。
日本株ADRは米国の市場で取引されるため、売買には米国株を扱う証券口座が必要です。国内の証券会社での取り扱いは限られるため、各社でご確認ください。
ADRを売買しなくても、値動きを見るだけで日本株の投資判断に役立ちます。
MONEY BOXのADRのページでは、ドル建ての価格を円に換算して、東証の株価と比べられるようにしています。
東証比は、この円換算の株価が東証の終値より高いか安いかを示します。
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※このページは投資の判断材料の一つとして情報を提供するもので、特定の銘柄の売買を勧めるものではありません。