【3995】SKIYAKI新規上場で気になる株価は!?

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20171026日に東証マザーズ市場へ上場予定の「SKIYAKI(すきやき)」について概要と期待度を見ていきたいと思います。

SKIYAKIの上場日は!?期待度は?どんな会社なの?

企業名

SKIYAKI(すきやき)

上場市場

東証マザーズ

銘柄コード

3995

事業内容

FanTech」事業を中心に、アーティスト・ファンクラブ運営受託、電子チケットサービス等を提供

所在地

東京都渋谷区

設立

2003

従業員

49

会社HP

https://skiyaki.com/

監査法人

トーマツ

上場日

20171026日(木)

主幹事

いちよし証券

BB期間

20171010日(火)~20171016日(月)

価格決定日

20171017日(火)

購入申込期間

20171019日(木)~20171024日(火)

アーティストやスポーツアスリート、クリエーターなどのファンクラブおよび公式ホームページ作成・運営・管理などを始めとし、ファンとアーティストをインターネットテクノロジーでつなぐことを事業化した「FanTech事業」をメインで行っています。

アーティストにとってファンの存在が非常に重要であり、一方ファンとしても応援するアーティストを身近な存在とすることができる拠り所がほしいという点を解決すべく、ワンオールの運営管理を行うという点が同社の特徴です。

また近年問題視されている「コンサートチケット転売」を防ぐべく「電子チケット事業」にも取り組み、業界においても一目置かれている存在となっています。

どんなことをしている会社なの?

メイン事業はファンクラブ運営やWebサイト作成が中心の「FanTech事業」で、事業の9割以上を占める事業となっています。特に音楽業界において目覚しい成長を遂げています。

従来音楽業界は長く「CD販売」による収入が大半を占めておりましたが、近年のIT化によりCD販売の激減とネット上における違法ダウンロードの急増が顕著となっています。

この流れから、アーティストの方が「ライブ」や「ファンクラブ」等で安定した収入を稼ぐようにシフトしてきました。その変化を「SKIYAKI」がいち早くキャッチし、ファンクラブ運営や公式ホームページ運営、電子チケット管理などを一つのプラットフォームで完結することができる「SKIYAKI EXTRA」の提供を開始しました。

特に上場企業であり大手プロダクションの「アミューズ」が大株主に入っているように、音楽業界においても一目を置かれている存在です。

平成297月末現在、総会員数が118万人を誇り、年々増加傾向にあるため今後に期待ができます。

その他付随する旅行事業やコンサート運営事業など、アーティストに対して徹底的に寄り添う事業を行っております。

また資本業務提携によって大株主になっているレンタルビデオの「TSUTAYA」や「Tポイントサービス」を展開する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」と共同で、衰退気味の音楽業界にてこ入れを図るビジネスを展開しています。

同社は2003年に「Webサイト制作会社」として創業しましたが、2010年に同社へ入社した現代表取締役の宮瀬氏によって大きく業態を変えて生きます。

2012年に宮瀬氏によるMBO(英:Management Buyoutの略 )によって同社株を取得し、以後現社名である「SKIYAKI」に変更の上「FanTech事業」を行っていきました。

売上や成長性は?

業績面では年々売上高を伸ばしており、今後の成長が期待できます。

また、経常利益は赤字がしばらく続いておりましたが、20171月期決算で黒字化を達成していますので、益々の成長が期待できます。

成長企業のため無配が続いておりますが、成長次第では配当を出していくでしょう。

公募株数

総数432,600株           

(内、公募160,000株、売出272,600株)

OA

64,800

発行済み株数

1,995,000

想定価格

3,400円(100株単位で34万円)

仮条件

未決定

初値予想

6,000円~7,500

想定PER

58

想定PBR

9

配当利回り

0%

想定時価総額

67.8億円

今回のIPOによって市場より吸収される金額が17億円ほどであり、流動性の観点から大幅な値上がりが期待できるマザーズ上場銘柄であるといえます。

株主名

保有割合

ロックアップ

カルチュア・コンビニエンス・クラブ()

50.21%

 

()Arerik

11.95%

90日もしくは1.5

()アミューズ

7.28%

全株売出

松嶋良治

5.93%

宮瀬卓也

5.72%

90日もしくは1.5

()ビーイング

3.90%

全株売出

木村敏彦

2.08%

90日もしくは1.5

()portas

1.77%

90日もしくは1.5

豊田洋輔

1.77%

90日もしくは1.5

戸﨑勝弘

1.59%

90日もしくは1.5

今回は筆頭株主である「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」は株の売り出しを行わず、「アミューズ」や「ビーイング」といった提携企業が全株売出を行うなど、同社株の考え方に違いがあります。

また取締役の保有株には90日もしくは1.5倍のロックアップ(公開前の会社の株主が、株式公開後一定期間に市場で持ち株を売却することができないように公開前に契約を交わすこと)が掛かっているため、公開価格として予想している3,400円の1.5倍に当たる5,000円前後を意識した株価推移が考えられます。

どうやって&どこで新規上場銘柄を買えるの?

今回の「SKIYAKI」ですが、取り扱いのある証券会社を以下にまとめましたので参考にしてください。

証券会社名
主幹事 いちよし証券
幹事 岡三証券
極東証券
マネックス証券
東洋証券
SBI証券
水戸証券
エイチ・エス証券
エース証券

今回の主幹事証券が中堅証券会社の「いちよし証券」のため、すでに口座をお持ちでない方以外は当たりにくい可能性が高いです。しかしながらマネックス証券とSBI証券であれば公平抽選ということもあり当選する確立が高いでしょう。

今後の情報はマネーボックスで確認することができます。新規上場銘柄の情報はここからチェックすることができSKIYAKIの上場後10月26日以降はここ(3995 SKIYAKI)から日々の値動きを確認することができます。

無料の会員登録をすれば、銘柄をマイページに登録できるので検索する手間もはぶけますからおススメです!

これから株投資をスタートする方や、投資をする方の情報収集にも役立ちますね!

著者のまとめ

久しぶりにマザーズ上場の中でも値上がりが期待できる銘柄が上場してきます。ネット社会が発達した現代社会において苦戦を強いられている音楽業界を明るくするためのビジネスを行っている「SKIYAKI」は非常に注目できる企業と言えましょう。

また、近年注目されている「ブロックチェーン」や「AI」といった分野にも関わっていることもあり、株式市場で数倍の時価総額をつけるまでには時間を要しないと思います。

筆頭株主である「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」が安定株主のため流動株が圧倒的に少なく取引活況が予想されますが、短期的にも長期的にも利益を見込める企業であると言えましょう。

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