【7808】シー・エス・ランバー新規上場で気になる株価は!?

20171115日に東証ジャスダック市場へ上場する「シー・エス・ランバー」について概要と期待度を見ていきたいと思います。

シー・エス・ランバーの上場日は!?期待度は?どんな会社なの?

企業名

シー・エス・ランバー

上場市場

東証ジャスダック市場

銘柄コード

7808

事業内容

プレカット木材の加工販売、戸建住宅建築請負、不動産賃貸

所在地

千葉県千葉市

設立

1983

従業員

250

会社HP

http://www.c-s-lumber.co.jp/

監査法人

千葉第一

上場日

20171115日(水)

主幹事

みずほ証券

BB期間

20171027日(金)~2017112日(木)

価格決定日

2017116日(月)

購入申込期間

2017117日(火)~20171110日(金)

住宅建設に必要な木材を、予めCAD等で設計通りにカットして供給する「プレカット加工」がメインビジネスとしているのが同社です。

従来であれば住宅建築の現場で大工が木材をカットして建てて行くのが一般的でしたが、これにはどうしても時間が掛かってしまうため、予めカットをして現場で組み立てれば工期が大幅に縮小できるということから、同社のビジネスが大いに注目されております。

プレカット事業の他、枠状に作った構造用合板を用いて建築するために必要な「2×4材」を作る「2×4事業」を同社は行っております。この工法は大工不足が顕著な日本において専門的な知識を持たずに建築ができる工法であり、日本でも多くなってきております。

その他建築の請負など、衣食住の「住」を根幹から支える企業として地元千葉で安定的な成長を遂げている企業です。

少子高齢化とは言われるものの、住は無くてはならないものであり、今後とも益々の成長が期待できる企業と言えましょう。

どんなことをしている会社なの?

同社のメイン事業である「プレカット事業」は工場で住宅建築に必要な材木を適切なサイズや形にカットし現場に提供するという事業です。

住宅の建築に当たっては、柱と梁と組み合わせた「従来工法」と一枚のパネル型に木材を組み合わせた板材を使って建築する「2×4(ツーバイフォー)工法」の2つが主流ですが、同社はその双方の材木のプレカット加工を行っております。

日本では大工の高齢化と若者の大工不足が相次いでおり、納期が大幅に遅れたり工費がかさんだりと、建築依頼主と施工主にとっても厳しい状態が続いております。

特に本来であれば材木を現場でのこぎりやノミを使って接合して住宅をつくって行きますが、大工の腕によっては接合部のばらつきが出てしまい、一生で一番の買い物といわれているマイホームの質が均一に保たれないということも想定されます。

そこで予めCAD等を用いて建築に必要な材木の加工を行い、精度の高い機械を用いてカットすることで現場の負担を大いに減らすことができるのです。

同社はいち早くこのプレカット加工に取り組み、今では自社で現場までの配送を行うことができるようになっております。

また、比較的安価で工期が短くマイホームを建てたいという方が増えている中、板を張り合わせるように住宅を建てていく「2×4工法」を用いている住宅メーカーも増えており、そのニーズに応えるべく自社で2×4パネルの作成を行っております。

2×4工法はパネルを張り合わせる形で建築していくため、比較的専門知識が無くても図面通りに建設していけば高強度な住宅の建築ができるということから人気が高まっております。

同社は同時に自社でも建築請負をしており、子会社の「株式会社なのはなハウジング」で木造住宅建築を請け負っております。同社のプレカット材で建築していくため、他社よりも価格競争が高い住宅の建築を実現しております。

同社は木造建築が中心となりますが、保育所や介護施設などの不動産管理も行っており木造の施設建設も積極的に行っております。

1983年に設立された同社は、現社長の中井千代助氏が伯父の会社であった「株式会社中井材木店」に入社後に中井材木店千葉支店の開設支店長とした後、「株式会社千葉中井材木店」として独立したことに始まります。

元々材木販売をメインとしておりましたが、プレカット加工にビジネス商機を見出し、同社の業容拡大に努めていきました。

売上や成長性は?

業績については堅調な成長を見せております。

建設資材の販売が主であるため、大きな成長を見出せないかと思いきや非常に安定的な成長を見せております。

利益面はプレカット加工のための設備投資のためにへこんでいるところもありますが、売上は堅調に伸びており連結ベースでは100億円を超えてきております。

新規上場においては無配にしている企業も多いですが、比較的社歴が長い同社は配当を出しています。

平成2811月期は18,000円の配当を出しており、配当性向は16.3%でした。平成2944日で1:300株の株式分割を行っておりますので1株当たり26.66円配当を出していることになります。

配当政策には内部留保を高めつつ積極的であるため、今期は「30円前後」の配当が見込めると想定されます。

仮に発行価格を目論見書記載の1,480円で想定すると配当利回りは2.03%となります。

公募株数

総数430,000株           

(内、公募237,000株、売出193,000株)

OA

64,500

発行済み株数

1,735,500

想定価格

1,480円(100株単位・15万円)

仮条件

1,380円~1,480

初値予想

1,500円~2,080

想定PER

8

想定PBR

1.3

配当利回り

2%程度

想定時価総額

25.6億円

今回のIPOによって市場より吸収される金額が7.3億円ほどであり、比較的小さめの上場となります。業種の目新しさはありませんが、思った以上の初値がつく可能性があります。

株主名

保有割合

ロックアップ

(株)千代

45.55%

90日間 or 1.5

中井 政助

7.59%

90日間 or 1.5

シー・エス・ランバー従業員持株会

7.52%

中井 礼子

6.95%

90日間 or 1.5

中井 俊輔

5.25%

90日間 or 1.5

中井 千代助

3.21%

90日間 or 1.5

(株)日立ライフ

2.28%

90日間 or 1.5

(株)東栄住宅

2.28%

90日間 or 1.5

SMB建材(株)

2.28%

90日間 or 1.5

戸田 正

2.18%

90日間 or 1.5

同社株は社長の資産管理会社である「株式会社千代」が筆頭株主となっており、2位の「中井政助氏」は中井社長の血族で、社長の出身地である福島県に本社を構える「中井住宅木販株式会社」の社長です。

大株主には90日間および公開価格1.5倍のロックアップ制限が掛かっているため初値高騰がにわかに期待できます。

今回の公募株おける資金調達分約3億円は同社のメイン工場である山武工場の設備更新や長期借入分の返済に充てる予定です。

どうやって&どこで新規上場銘柄を買えるの?

今回の「シー・エス・ランバー」の取り扱い証券会社を以下にまとめましたので参考にしてください。

証券会社名

割当率

株数

主幹事

みずほ証券

93.0%

399,900

幹事

三菱UFJモルガン・スタンレー証券

4.00%

17,200

ちばぎん証券

2.00%

8,600

マネックス証券

1.00%

4,300

今回は主幹事であるみずほ証券が93%の割当となっておりますので、みずほ証券に口座をお持ちの方は当選する確率は高いでしょう。

地元企業の上場ということで地場銀行である千葉銀行の子会社である「ちばぎん証券」も幹事に名を連ねております。

一般投資家の方は抽選で申し込めるマネックス証券での当選確率が一番高いでしょう。

今後の情報はマネーボックスで確認することができます。新規上場銘柄の情報はここからチェックすることができシー・エス・ランバーの上場後11月15日以降はここ(7808 シー・エス・ランバー)から日々の値動きを確認することができます。

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これから株投資をスタートする方や、投資をする方の情報収集にも役立ちますね!

著者のまとめ

少子高齢化社会が進む日本ですが、それでもマイホームを建てようとする方は多くいらっしゃいます。

実際タワーマンション(高層マンション)などのマンションには高齢者が比較的住んでいることも多く、若い方はマイホーム志向があるといえましょう。

働き方改革を打ち出しているとは言えども賃金があまり上がっていない日本ですが、比較的安価でマイホームを建てるという需要は大いにあります。

同社はそんなニーズに応えるべくプレカット事業を拡大させて、良質で安価な住宅建設に寄与していくでしょう。

ビジネス展開を考えると先行き不透明な部分もありますが、大株主にいる中井社長を中心にビジネス拡大を期待したいものです。

本文中の画像参照先:https://ipochallenger.com/m/7808.pdf