【9264】ポエック新規上場で気になる株価は!?

20171128日に東証ジャスダックスタンダード市場へ上場する「ポエック」について概要と期待度を見ていきたいと思います。

ポエックの上場日は!?期待度は?どんな会社なの?

企業名

ポエック

上場市場

東証ジャスダックスタンダード市場

銘柄コード

9264

事業内容

環境・エネルギー関連機器、動力・重機関連機器、

防災・安全関連機器等の製造および販売

所在地

広島県福山市

設立

1989

従業員

184

会社HP

 http://www.puequ.co.jp/

監査法人

新日本

上場日

20171128日(火)

主幹事

野村證券

BB期間

2017119日(木)~20171115日(水)

価格決定日

20171116日(木)

購入申込期間

20171117日(金)~20171122日(水)

同社は環境・エネルギー関連機器の製造販売を行う企業であり、主にスプリンクラー消火設備装置や熱交換器等の製造やプラント向けの部品の製造を行っております。

地球温暖化防止が世界的に叫ばれている中、省エネルギー対策は喫緊の問題となっております。同社は工場等で使われる冷蔵庫や加熱機器等の冷却・加熱プロセスにおいて使われる機器を製造し、省エネルギー対策や温室効果ガス削減に寄与しています。

また防災安全事業としてスプリンクラー等の製造を行い、ビルやマンション向けにシェアを伸ばしています。

広島県福山市に本社を構えており、地方創生銘柄としても注目されています。

どんなことをしている会社なの?

同社は「環境・エネルギー事業」、「防災・安全事業」、「動力・重機等事業」の3本柱で事業展開をしており、子会社に「株式会社三和テスコ」と「東洋精機産業株式会社」を抱えている持ち株会社です。

同社の創業以来のビジネスである「環境・エネルギー事業」では工場等で利用するポンプや水中撹拌機の製造・販売を行っています。併せてメンテナンス等も行い、販売および管理を行うことで安定した収益を獲得しています。

特に工場内の消毒に利用している「オゾン発生装置」や熱交換を行う機械の「プレート&シェル熱交換器」の2つでは市場より一定の評価を獲得しています。

次に「防災・安全事業」ですが、大規模災害等に備えた「スプリンクラー消火システム」等を扱っており、「消防法」等でスプリンクラーの設置が義務付けられているマンションやビルでの需要をつかんでいます。

売上や成長性は?

業績についてはこの数年で急激に上昇しています。

連結決算を採用した平成278月期から売上高と利益共にこれまでの水準から大幅に上昇しましたが、利益面については本業の設備投資等で見劣りする部分があります。

連結決算上においては前期の営業でのキャッシュが稼げているかを計る「営業キャッシュフロー」がマイナスになっている点は少々気になるところです。

創業から30年ほど経過している同社は配当を積極的に出しておりました。前期の配当性向は88.6%と脅威の数字を出しています。ちなみに前期は1株につき15,000円の配当を出していました。平成29929日付けで1:400の株式分割を行っているため、分割後の配当額を計算すると37.5円を出していた計算になります。

配当政策については内部留保を高めながらもしっかりと配当を出していく方針で、期末配当を基本としています。想定価格の670円を元に計算すると、5.6%の配当利回りとなりますが、多少上下しても高配当銘柄になる可能性が高いです。

公募株数

総数462,000

(内、公募320,000株、売出142,000株)

OA

69,300

発行済み株数

1,687,600

想定価格

670円(100株単位・7万円)

仮条件

未定

初値予想

700円~950

想定PER

11

想定PBR

1.2

配当利回り

5%程度

想定時価総額

11.3億円

今回のIPOによって市場より吸収される金額が3.6億円ほどであり、非常に小さめの上場となります。非常に流動株が少ないので高騰する可能性は秘めています。業種としてはニッチではあるものの、地球温暖化対策や省エネ対策、防災対策銘柄として期待されそうです。

株主名

保有割合

ロックアップ

来山 哲二

28.68%

90

釆女 信二郎

17.81%

90

ポエック従業員持株会

7.53%

180

東洋額装株式会社

5.05%

90or 1.5

来山 美佐子

3.92%

90

下田 武久

2.53%

90or 1.5

ごうぎんキャピタル株式会社

1.89%

90or 1.5

藤田 砂智

1.41%

90

りそなキャピタル株式会社

1.26%

90or 1.5

定藤 洋子

1.26%

90or 1.5

同社株は社長の来山氏と副社長の釆女氏によって設立された会社であり、同社株の筆頭株主になっています。その他従業員持株会や社長の親族、社員、関係会社を始め、VCも数社保有しています。今回の公開に当たっては社長や副社長、社員等に90日のロックアップが掛かっており、その他の大株主は90日もしくは1.5倍のロックアップが掛かっております。

非常に需給がタイト化する可能性が高いといえましょう。

今回の公募株おける資金調達分約2億円は子会社の設備投資や人件費や広告宣伝等の運転資金に充当する予定です。

どうやって&どこで新規上場銘柄を買えるの?

今回の「ポエック」の取り扱い証券会社を以下にまとめましたので参考にしてください。

証券会社名

割当率

株数

主幹事

野村證券

 90.04%  416,000株

幹事

みずほ証券

 3.98%  18,400株

SMBC日興証券

 2.49%  11,500株

SBI証券

 1.49%  6,900株

SMBCフレンド証券

 0.50%  2,300株

岩井コスモ証券

 0.50% 2,300株

ひろぎん証券

 0.50% 2,300株

香川証券

 0.50% 2,300株

今回は主幹事である大手証券の野村證券です。直近は野村證券主幹事の中小型IPOは結構成功しているため、初値は期待できそうです。

一方で株式の配分についてはあまり見込めないため、SBI証券やSMBCフレンド証券、岩井コスモ証券等での当選確率は高いでしょう。また地銀系列の香川証券やひろぎん証券なども対応しているため当選に当たっては見逃せないでしょう。

今後の情報はマネーボックスで確認することができます。新規上場銘柄の情報はここからチェックすることができポエックの上場後11月28日以降はここ9264 ポエック)から日々の値動きを確認することができます。

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これから株投資をスタートする方や、投資をする方の情報収集にも役立ちますね!

著者のまとめ

世界的にガソリン車から電気自動車へのシフトが数十年先に控えている中、工場においても省エネ化は必須となります。同社は環境・エネルギー部門に対する熱交換器等のノウハウを有しており、上場を機に知名度向上によるシェア拡大に繋がると考えられます。

また発行価格が3桁を想定されており、出回る株数も少ないことを想定すれば大幅な値上がりが期待できそうです。

業種として地味な印象を持ちますが、現代にあったビジネスを展開していることを考えれば、機関投資家の期待買いも十分ありえます。

また広島の福山に本社を有していることから地方創生に寄与することも考えられます。

初値の大幅上昇はハイテク銘柄に比べれば鈍いかも知れませんが、地方から世界に打って出る同社の活躍を期待したいものです。

本文中の画像参照先:https://ipochallenger.com/m/9264.pdf