【7807】幸和製作所新規上場で気になる株価は!?

20171128日に東証ジャスダックスタンダード市場へ上場する「幸和製作所」について概要と期待度を見ていきたいと思います。

幸和製作所の上場日は!?期待度は?どんな会社なの?

企業名

幸和製作所

上場市場

東証ジャスダックスタンダード市場

銘柄コード

7807

事業内容

福祉用具の製造・販売

所在地

大阪府堺市

設立

1987

従業員

421

会社HP

http://www.tacaof.co.jp/

監査法人

新日本

上場日

20171128日(火)

主幹事

SMBC日興証券

BB期間

20171110日(金)~20171116日(木)

価格決定日

20171117日(金)

購入申込期間

20171120日(月)~20171124日(金)

同社は大阪府堺市に本社を構える福祉用具の製造および販売を行っている企業です。高齢者の方が利用される歩行車やシルバーカー、杖などの福祉用具を自社工場にて製造・販売しています。

日本国民の4人に1人が65歳以上の高齢者とも言われている現代社会において、高齢者福祉における福祉用具は益々必要になることは目に見えています。

同社は同業界のパイオニアとして業界をリードしており、今回の上場によって更なる業界内での地位を確立し、世界的に福祉用具を広めていくことが想定されます。

どんなことをしている会社なの?

同社は平成19年に創設した自社ブランド「TacaoF(テイコブ)」を中心に福祉用具の製造・販売を行っております。

昭和62年に現同社会長の玉田栄一氏によって創業された同社は、個人事業主時代から手がけていた乳母車製造および販売を目的として創業されました。

以後有する技術を活用し、当時では特殊であった高齢者用のシルバーカー製造を行うなど、福祉用具へ業態をシフトしていきました。

主に自立歩行が難しく介護認定された高齢者向けに介護保険適用の歩行補助具である「歩行車」、保険未適用ですが、高齢者の歩行補助や休憩、荷物入れに使える「シルバーカー」、一般的な歩行補助具である「杖」などを自社ブランドとして販売しております。製品については非常に評価が高い点が特徴です。

また近年では「電動アシスト付歩行車」を開発しており、介護ロボットという立て付けで介護保険適用のレンタル利用が可能となっています。

同社は中国に子会社を有しており、主に福祉用具の製造を手がけております。自社工場のため品質に対する妥協がありません。

販路としては、量販店やホームセンター等で保険適用外のシルバーカーや杖等を問屋経由で販売している「チェーンストアルート」と介護保険適用の歩行車などを介護サービス事業者へ販売する「介護ルート」の2種類に分かれております。

その他他社からのOEM製造も受けており、中国子会社にて引き受けています。

同社は現在「グローバル化」と「ロボット化」、「ブランド化」の3点について課題を持っており、現在の国内のみならずアジア圏での販路拡大が必須となっています。また介護ロボットの多様化やデザイン性の高い福祉用具の製造など多数課題は存在します。

しかしながら非常に質の高い製品作りで業容を拡大しています。

売上や成長性は?

業績については売上利益共に拡大してきています。

3期前より利益がプラスに転じてきており、着実な成長を遂げております。

福祉事業に舵取りをして10年ほど経過しましたが、ようやく業績の拡大が見込める段階となっております。同社は前期の配当性向が24.9%であり、今期以降は30%を目安になる予定です。社歴が比較的長い中、配当を出している点は評価できるでしょう。前期は1株につき522.07円の配当を支払っており、平成2984日付けで1:10分割を行っております。

従って1株につき52.21円と計算ができます。想定価格3,220円を参考にすると配当利回りは1.6%程度になります。

公募株数

総数258200株           

(内、公募150,000株、売出108,200株)

OA

38,700

発行済み株数

1,285,510

想定価格

3,220円(100株単位・12万円)

仮条件

3,220円~3,520

初値予想

3,600円~4,500

想定PER

20

想定PBR

3.6

配当利回り

1.6%程度

想定時価総額

41.3億円

今回のIPOによって市場より吸収される金額が9.6億円ほどであり、比較的小さめの上場となります。総発行株式数の2割程度の公募売り出しになるため、流動株が非常に少ない点から高騰する可能性が高いです。

シニア関連銘柄は市場でも人気が高いので期待買いも想定されます。

株主名

保有割合

ロックアップ

(株)秀一

61.47%

180日間

玉田 栄一

6.74%

180日間

玉田 秀明

6.31%

180日間

玉田 京子

5.05%

180日間

加藤 学

2.01%

東野 順子

1.03%

長島 光春

1.01%

180日間

幸和製作所社員持株会

0.99%

180日間

北井 邦子

0.92%

大井 実

 0.91%

180日間

同社株は会長の玉田栄一氏および社長の玉田秀明氏を含めた「玉田家」によって過半数を有している状態です。

特に筆頭株主の「株式会社秀一」は玉田家の資産管理会社であり、約6割を有しております。また第4位まで含めると約8割の典型的なオーナー会社であるため浮動株が圧倒的に少なくなることが想定されます。

売出株は第4位以降の株主から行われるため、会長と社長が引き続き7割程度の株式を有することになります。

公募分で調達する約4億円の資金は設備投資、人材確保のための人件費に充当する予定です。

どうやって&どこで新規上場銘柄を買えるの?

今回の「幸和製作所」の取り扱い証券会社を以下にまとめましたので参考にしてください。

証券会社名

割当率

株数

主幹事

SMBC日興証券

90.2%

232,900

幹事

みずほ証券

1.98%

5,100

大和証券

1.98%

5,100

野村證券

1.98%

5,100

SBI証券

0.97%

2,500

いちよし証券

0.97%

2,500

岡三証券

0.97%

2,500

エース証券

0.97%

2,500

今回は主幹事のSMBC日興証券が9割の割当を受ける予定です。ネットトレードからは申込みができるでしょう。

SBI証券や大和証券であればネットでの当選確率があると思われますが、株数が少ないため当選必至でしょう。

今後の情報はマネーボックスで確認することができます。新規上場銘柄の情報はここからチェックすることができ幸和製作所の上場後11月28日以降はここ7807 幸和製作所)から日々の値動きを確認することができます。

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著者のまとめ

少子高齢社会の日本において、また一つ高齢者を明るくする企業が上場してきたという気持ちがあります。まさに今求められている意義のある上場であると感じております。

ハイテク企業に比べて急成長は見込めないにせよ、堅調な業容拡大が見込めそうです。発行株のうち浮動株も少なく、初値の高騰はもちろんですが場での値上がりが期待できるでしょう。

また海外展開にも積極的であるため、数年後に同社の福祉用具が世界中で使われていることも十分に考えられます。

是非とも公開後の動きに期待したいです。

本文中の画像参照先:https://ipochallenger.com/m/7807.pdf